100均のはぎれレザーとフェルトで合計200円!DIYでMacBookケースを作ろう!
今回は100円ショップで購入できる「合成皮革(はぎれ)」と「フェルト」を使用して「MacBook12インチ」のケースを作ってみました。
ノートPCケース(カバー?ポーチ?)を作るのは初めてのことで少し苦戦しましたし、そもそもレザークラフトなど初めてです。それに当初はブログにするつもりはなかったので少し写真が少なめですが、頑張って作り方などをご紹介したいと思います。
目次
使うもの「100円合成皮革(はぎれ)」と「フェルト」
※写真は裁断した後※
今回使用する材料はどちらも100円ショップで購入した「合成皮革(フェイクレザー)」と「フェルト(グレー)」です。
それから、使用する道具としては「お裁縫セット(ハサミ・縫い針・糸)」です。今回は試しに普通の家庭用ミシンも使用してみました。
え?そんなに立派なレザー。100円ショップにあるの?
今回購入したのは厚みが1ミリ以上あって、かなりしっとりとした高級感のある「合成皮革(フェイクレザー)」です。100円には見えませんよね。私も驚きました。
これは100円ショップ「ミーツ」で購入しました。ミーツはワッツの子会社で統合される予定?もしくは気付かずに既に統合されているかもしれませんが、要するに「ワッツ系列の100円ショップ」で購入したということです。一応他の「ダイソー」や「セリア」も覗いてみましたが、合成皮革のはぎれ自体は売っていましたが、すこし薄手のものばかりでした。まあ、正直薄手のレザーのほうが滑らかで「ソフトレザー」のような合皮ならではの高級感もあったのでそれはそれで良いと思います。
ちなみに、フェルトは100円ショップダイソーで購入しました。
それでは作っていきましょう!
では実際に作る作業です。今回はAppleのMacBook12インチモデルのカバーというかスリップオンケースを作ります。
まずは、どんな大きさで作るのかを現物と照らし合わせながら合皮とフェルトの裁断をしていきます。
①「合皮(フェイクレザー)」と「フェルト」の裁断
まずはどんな形状で、どこから取り出すようにするのかを考えます。今回は上の商品のように短辺からPCを取り出せるようにしようと思います。
MacBookに対して奥行きを横とした場合、上写真の左上から右下が「横幅」になります。
カットしたサイズは横幅(MacBook奥行き)よりも両方に1.3センチ程はみ出るようにして、「23cm」にしました。
そして、縦(MacBook横幅)は上写真のように「40cm」にしました。
まとめると「23cmx40cm」に裁断したという形です。この大きさで100均の合皮を2枚作ります。またフェルトに関しても同様のサイズで2枚切り出しました。今思えばフェルトは内側に入るので1cm小さい「22x39cm」にすれば良かったなと思ってますw
②裏返しの状態で3辺を縫い、袋状にする。
ここは写真を撮っていなかったのですが、要するに縫い目が見えないように裏返しでMacBook挿入口以外の3辺を縫い、袋状にする感じです。フェルトには裏表は無いのでそのまま同じく3辺を縫います。
③裏返し状態のレザーの袋にフェルトをかぶせて縫う。
現状では裏返しの状態のレザーの袋とフェルトの袋があると思います。そしたら、裏返しのレザーの袋に靴下を履かせるようにフェルトをかぶせます。この際フェルトの縫い目がMacBook側(内側)に来ないようにフェルトの袋の縫い目を内側にして、裏返しのレザーの袋に履かせます。
そしたらMacBook挿入口、レザーの端っこを外側に折り曲げ「レザー/フェルト/レザー」の3層をまとめてミシンか手縫いで縫い付けます。
そしてすべてを裏返しにすると、、、、下の写真ののように出来上がります。
完成です。お疲れ様でした。
完成したMacBookケースはこんな感じです!
100点ではない、、、ですね。
でも中々いい感じではないでしょうか?200円でコレは楽しめるのではないでしょうか。
使用したのは手縫いと「家庭用ミシン IJ-340」
今回は、大半を普通の家庭用ミシンで行いました。工業用ミシンやレザー用のモノではありませんので、分厚い部分などは無理矢理な感じでステッチが美しくありませんが、なんとか家庭用ミシンで仕上げることはできました。所によっては合皮2重、フェルト2重の4層になっているところもあったのでパワー不足で縫えないと思っていたのですが少々意外です。
しかも使用したのはミシンに付属している普通の押さえで、テフロン加工などの施されたものではありません。なので多少滑りが悪く、送りが満足に機能していなかったので生地を後ろから奥に引っ張るような感じで手で送りながら縫いました。シリコンスプレーなどを100均合皮の縫う場所にあらかじめ塗っておくと滑りが良くなり縫いやすくなりそうです。
ちなみに使用したのは50番のナイロン(途中で無くなったので一部にポリエステル糸使用)です。60番などもっと細い糸なほど縫いやすそうな感じはしました。
兎にも角にも普通のミシン、普通の針、普通の押さえ、普通のミシン糸でガッツリとしている合皮を縫うことができました。ミシンに若干の負荷がかかっているので推奨はいたしませんが、試しということで「普通の家庭用ミシンでラクラクお気軽レザークラフト」に挑戦してみるのも悪くはなさそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。100円ショップの材料で高級風なMacBookケース、、、材料費がたったの200円です。実際にはほとんど余ったので、余った材料で何かのポーチやカバンなんかを作れるので実質材料費は100円未満でしょう。
今回は、写真も少なく、少し作り方が伝わりにくかったかもしれませんが、それもDIYの醍醐味。そう。自分で考え、工夫する。それが良いのです!w
「なるほどそんな感じね、、はいはい。じゃあこうすればもっと、、、」と考えていらっしゃる方へ、今回の私の作品より「より素晴らしいモノ」が完成することをお祈りしています。