マイニングリグがうるさいので外に移動させたの巻。「本格ベランダサーバー」

熱い!うるさい!眠れない!!!「マイニングリグ」がうるさいので外に設置してスッキリ!

最近、仮想通貨は冷え込んで極寒なのに、マイニングリグは相も変わらず熱々で「ファー!」と音を発し続けています。もとより私は「マイニングで儲けよう!」とかは一切考えておらず、「海外旅行一回分で始められるなら良いかな!かっこいいし!!!」という感じでマイニングリグを作りましたので、いくら仮想通貨界隈、マイニング界隈が冷え込もうが問題はありません。(現在も普通に黒字ですけれどね。)

それに、最近は、マイニングリグとしてではなく、DVDのアップスケーリングなどCUDAを使用したGPGPUにも使用しており、中々有意義です。むしろマイニングよりもそちらの方にロマンがあった!!!?

、、、と話はそれてしまいましたが、皆様、この夏。暑い夏。マイニングリグは大丈夫でしょうか。そして、マイニングリグから発せられる熱風は皆様に悪影響を及ぼしていないでしょうか。「うん。なんの問題もない。かわいいマイニングリグのことだから、どうってこと無いよ。」というなら良いのですが、私は、「熱い!うるさい!!なんか電磁波出てないか!!!そして眠れない!!!!!」とかなりストレスとなってきました。

なので今回は、その「うるさくて熱いマイニングリグ」を「部屋の外」へ移してしまいます!

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少し懐かしい「ベランダサーバー」です。

少し前に2chなどでも盛んに会議が行われていた究極の議題「アニメを録画して24時間快適にエンコードできる環境を手にしたい!」というもの。

アニメすなわち動画の録画、そしてそれらのエンコードは、24時間マイニングを行うPCと同じ様な環境です。またWEBサービスを提供するサーバーも同様の環境ですね。

自宅サーバー(24時間運転をするPC・マイニングを含む)は室内ではうるさく、外出時の密閉空間。高温環境。熱帯夜の悪化。などなど問題が有りました。そこで考案されたのが、「ベランダサーバー」です。PCを室外へ移し、そこまでインターネットやTVアンテナ線を引く。そして、不快物質である運転中のパソコンを排除した快適な室内から遠隔操作する。これが「ベランダサーバー」です。

まあ、実際に行っていることはサーバールームを作るってことです。自宅に部屋が余っていればそちらへ移すだけなのですが、空き部屋がない場合は、ベランダや車庫、庭など「空き空間」に箱を作りそれをコンパクトなサーバールームにします。

私の家も同様で、空き部屋などはなく、また、屋内空きスペースも換気(排熱)などの条件を満たしていなかったので、今回はベランダサーバーの構想を元にマイニングリグを屋外へ移していきたいと思います。

場所は「車庫」箱は「ロッカー」

TBJ-162HT 扉式 家庭用収納庫(ハーフ棚仕様) 162cm

今回は温度上昇を考慮して日当たりの良いベランダではなく、日中日の当たらない「車庫」を設置場所として選択。

マイニングリグを格納する箱として掃除用具入れを彷彿とさせる「ロッカー」を選びました。

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このロッカー(収納庫)には簡易的ではありますが「鍵」も付いていますので施錠することができます。それから、縦長ということで、接地面積を最小にして内容量を稼げますし、下から吸気、上から排気で煙突のように効率よく排熱できるところもポイントです。

本体がスチール製なので、電波を遮断するため無線LANなどは考える必要がありますが、スチールなので全体から放熱する効果もあり、プラスチック製のボックスなどに比べて放熱性があるところもいいと思いました。

排熱と無線LANに関して。

マイニングリグは排熱が激しいため、密閉空間での連続稼働はできません。なので今回のような「収納庫・ロッカー」に箱詰めする場合、換気扇などを用いて適宜換気を行う必要があります。また、外にPCを設置する上で「インターネット接続」に関しても考えなければなりません。今回の場合はスチール製のロッカーなので電波を通しません。工夫が必要です。

まずは熱対策について。

今回は、縦型ロッカーの下に吸気口、上に排気口としてこの様な「排気用フード」を使用しました。また、自然換気では処理しきれないため、以下のような換気扇も使用します。

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もっと安い換気扇もあるのですが、パナソニックが好きということと、スチール製のロッカーの剛性的に大きな開口部を作ることを避けたかったのでこちらを選択しました。消費電力や騒音なども圧倒的に少ないので良いと思います。

それからフードに関しては排気側は(↓)の通気性の良いものを。

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そして吸気側は虫などの侵入を予防するため、若干のメッシュ構造になっているモノ(↓写真右)を選択しました。

画像右の通風部がメッシュ状のフードはAmazonでは販売されていませんし、正直、吸気側は内側に「キッチン換気扇のフィルター」をはさみますので、メッシュ構造は今思えば不要でした。でも私は虫が大の苦手でしたので、メッシュにこだわってしまいました。(メッシュじゃないとゴキブリの赤ちゃんとか入ってきそうで(怖))

とまあ、こんな感じで、ロッカーに換気扇を付けて、「下から冷たい空気を吸って、上から熱い熱を排出する。」そんな仕組みにしました。

無線LAN。インターネット接続について。

今回使用するロッカーはスチール製。なので無線LANなどの電波は遮断してしまいます。なので有線で接続するか、あるいは無線LAN子機をスチールのロッカーの外に出すかをする必要がありました。今回は後者の「無線LAN子機をロッカー外に出す方法」を選択しました。

ロッカー外に子機を設置するにあたって、雨ざらしでは話にならないので、今回は、電柱などにくくりつけて使用される「防雨ボックス」を使用します。

構造上、水中に沈めるなどはできませんが、雨などは完全に防水できるのでOKです。そしてプラスチック製なので電波を十分に通します。無線LAN子機の外付けにはぴったりです。

作っていきます!!使うもの。

ベランダサーバーの設計に必要な条件を理解できたら、実際にベランダサーバー(置型サーバールーム)を作っていきます。

使うモノ

まずは今回使用するもののご紹介です。

◯ロッカー(置型サーバールームとしての箱)

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◯換気扇(排熱に必要)

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◯換気扇フード(換気扇の防水に必要)x2個

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◯防雨ボックス(無線LAN外付けの為)


それから換気扇やフードの取り付け、ロッカーの設置、電源の引き込みなどに使うものです。

◯屋外用延長ケーブル(紫外線や物理的ダメージに強いケーブルを使用しているもの)

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「屋内用」とありますが、ケーブルはVCTなのでOKです。ケーブルは普通に防水、しかしコネクターは防水ではないので屋内用としているのでしょう。

◯その他、設置取り付けに使用するもの。

地面とロッカーの間に敷く制振ゴムや、防雨ボックスや換気扇の取り付けに使用するネジ類。それから防雨ボックスや換気扇フードの防水に使用する変性シリコーンコーキング材です。

コーキング剤は正直なんでもいいです。変性シリコーンか、風呂場用でも大丈夫だと思います。

ネジ類は、雨に濡れる箇所は「ステンレス」。濡れない場所は鉄(ユニクロ)でOKです。

それから扉の隙間などを塞ぎ、砂の侵入を防止する「隙間テープ」なども使いました。

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あと、土台としてコンクリートブロック(軽量OK)も使用しました。直置きだと雨など、下が濡れたままになってしまい腐食し、寿命が短くなってしまう恐れがあります。

適当に車かなんかでホームセンタへ行けばすべて揃います。ロッカーなどはネットで買ったほうが楽ですけれど、、、、(本当に重すぎ、、体感ではロッカー40kg以上はあったよな、、、)

作業に入ります!!

まずは、ロッカーを組み立てます。コレは簡単です。

今回面倒なのはロッカーの鉄板に穴をたくさん開けなければならないという「加工」です。

ロッカーを組み上げたら、そこに換気扇やフードを取り付ける穴を開けていきます。

こんな感じで排気する真ん中の大きな穴と、換気扇フードを取り付けるためのボルト用の穴を開けていきます。穴の位置はすべて現物合わせです。

穴を開け終わったら取り付けて、コーキングしますが、その際、油分をパーツクリーナーなどで除去してからコーキング作業行いましょう。

ちなみにこの穴は電動ドリルで小さな穴をたくさん開けてくり抜く様な感じで空けました。

それから、換気扇のマウントとして、この様なコンパネをカットして、同様に穴を空けたスペーサーを作ってみました。

なかなかいい感じではないでしょうか?

排気側の換気扇取り付けが完了しました。

次は吸気側です。

吸気側の写真は先程撮ったもので、既に1ヶ月以上運転させた後なので汚いですw。作り方としては、ステップドリルを用いて1.5cmくらいの大きめの穴を大量に開けて、そこに換気専用フィルターを挟んでフードを付ける感じです。

次は電源の引き込みです。

適当なホース。今回は洗濯機の排水ポースで電源用の引き込みを作りました。

こんな感じでロッカー内部に電源を引き込みます。

無線LANを外付けする防雨ボックスもボルトで取り付け、その上で外部をコーキング。

いい感じです。

防雨ボックスにある配線用の穴と同じ位置にロッカー側も穴を開けて、この穴から無線LANのUSBケーブルを引き込みます。

そしたら換気扇フード(排気側・換気扇を取り付けてある方)をコーキングします。ちなみに吸気側はフィルターを交換するため取り外す可能性があります。なのでコーキングはせず、養生テープやアルミテープなどで防水風に処理しておきましょう。

そしたら作業も終盤。隙間テープを用いて、扉と枠の間の隙間を塞ぎ、空気の流れ道を吸気口から排気口までの一直線に制限します。

いい感じに隙間が埋まっています。

作業はこれで完了です。後はマイニングリグを設置して、、、、、

、、、遠隔あるいはその場でマイニングをスタート。

「リグ)ファーー!!!」作業完了。お疲れ様でした。

ちなみに、、掛かった費用:約2万円

ロッカーが1.5万ほどするのでここを抑えれば半額くらいでも作れるかもしれませんね。ただ、やはり見た目も満足感も重要。かなり仰々しい感じに仕上がりましたので大満足です。

今後録画サーバーなども設置できたらなと考えているのでこのくらい縦方向にスペースが有れば余裕があります。後々の楽しみも広がりますね。

室内でのマイニングであればうるさいし、換気できなければエアコン代がかかります。ましてやアパートを借りてマイニングされている方もいらっしゃるとのことで、、、、2万円。高いか安いか、、、、まあ安くはないのですけれど、コストパフォーマンスとしては最高かと思いました。

まとめ

冬は外の冷たい空気で「最強冷却」。夏は30度程度の室内よりは冷たい空気で「最強冷却」。

マイニングを普通にしてみてもGPUの温度は「60度~69度」でした。夏の室外でも普通に換気できていれば室内のエアコン環境と同じ様な温度でマイニングできるみたいでした。

1ヶ月ほどマイニングしてみると、吸気側のフィルターは以下のように真っ黒。

しかし、ロッカー内には多少の粉塵が溜まっていましたが、屋内のしっとりとしたホコリは無いので、大丈夫そうでした。この汚れの感じだと、3ヶ月に1回はフィルターの交換とマイニングリグの清掃などをしたほうが良いかなと思いました。

ただ、やはり、室内。私の場合は自室にマイニングリグが有りましたから、かなりのストレスでした。見た目はかっこよくていつまでも眺めていたいのですが、やはり騒音と排熱は我慢できませんでした。

今はご覧の通り室外のロッカーにマイニングリグを設置したので毎日快適です。

マイニングリグの騒音、排熱にお悩みの方は「ベランダサーバー」もとい「屋外設置型サーバールーム」を作ってみてはいかがでしょうか。