[VAPE]自作リキッドにおすすめ!「クサノハ VG・PG混合液」

VG/PGブレンドでコスパ最強なグリセリン。自作リキッドベースに最適です!

皆様、お気に入りのリキッドは見つかりましたか。私はまだ見つけておらず、ウロウロとしています。しかし、いろんなリキッドを試しては見たものの、味が濃すぎたり、コイルが焦げやすかったりと中々「これだ☆」というリキッドに出会えていません。

それにリキッドって地味に、いや、派手に高いんですよねw

美味しいか、自分にあっているのかがわからないのに謎の液体をバンバン購入するのはキツイ、、、ということで自作リキッド始めました!!!

とはいえリキッドの自作は結構前から始めていたので今回は、その経験からわかった、作り方やベース液(グリセリン)の選び方などをご紹介したいと思います。

まずは「リキッド作成」に必要なものの紹介

それではリキッドを自作するために必要な最低限のアイテムをご紹介いたします。

必要なものは

  • ボトル(空)
  • 注射器・スポイト(計量可能な物が良い)
  • グリセリン(リキッドベース液)
  • 香料など(味や香りをつけるため)
  • 消毒用エタノール・スピリタスなど(殺菌に使用)

以上の4点です。

ボトルなどはAmazonなどで購入できます。個人的に容量は作る頻度を若干減らすため、25ml以上のやや大容量のものが良いと思います。

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注射器、スポイトはリキッド(グリセリン)をパウチ(パック)からからのボトルに移すために使用します。体感で配合はわかっては来ますが、一応計量可能な目盛り付きのものが良いと思います。

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グリセリンに関してですが、まず、今回は記事を書くにあたり呼びやすく、理解しやすくするために「グリセリン」と言っていますが、厳密には大きく分けて「VG=ベジタブル・グリセリン」と「PG=プロピレン・グリコール」の2種類があります。またこのVGとPGは片方だけのものやVGとPGが混ざっているものなどがあります。VGとPGにはそれぞれ異なる特徴があり、リキッドの性質に関係しているので以降、改めてご紹介いたします。

香料などに関しては、例えばバニラエッセンスなどがあります。もちろん今回使用するような薄めることを前提に作られた「原液」。言わば薄めて飲むカルピスの原液のようなものもあります。この香料は食べれるものなら何でも使用できます。ミンティアを砕いたものであったり、ガリガリ君を溶かした液体であったりと、自己責任ではありますが色々試してみる事ができます。VAPEのミストには直接関係はしていないのではじめは香料無しで挑戦してみるのもいいと思います。HiLIQ(ハイリク)など中国ではありますが、格安でリキッドの原液が数多く販売されているのでリキッド作りができそうなら輸入してみるのもありです。※私はHiLIQでリキッド原液を購入しています。

それから、容器(空ボトル)やスポイトを消毒するために「消毒用エタノール」なども用意しておきましょう。

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VG・PGの特徴と選び方

それでは自作リキッドで必ず必要となるグリセリン(リキッドベース液)に関してご説明します。

まず、VAPEのリキッド(ミスト)のもととなる液体には大きく分けて2つあります。1つは「VG=ベジタブル・グリセリン」です。名前からわかる通り植物性の油状の液体(アルコール)です。特徴としては比較的粘度がありドロっとしていることと、ミストにした際、ほのかで優しい甘みがあるのが特徴です。また大豆などを原料にしており人体に対する毒性が皆無なのも特徴です。

それではもう一方の「PG=プロピレン・グリコール」についてです。こちらはいかにも化学合成な名前からもわかる通り石油から作られた化学物質です。しかしながら毒性は極めて低く、食品や化粧品にも使用されている油状の液体です。特徴としては完全に無味・無臭・無色であり、比較的粘度が低くサラサラとしているのが特徴となっています。

まとめると、、、

  VG=ベジタブル・グリセリン PG=プロピレン・グリコール
粘度 やや固め(トロトロ) 非常に柔らかい(サラサラ)
甘い 無い
原料 大豆など 石油など
安全性 高い(安全) 高い(安全)

という感じになります。

粘度に関しては少しミスト量が減りますが「水(精製水)」を足すことで柔らかくサラサラにすることはできます。

選び方に関して、、、リビルド系にはVG。クリアロ系はPG多めがおすすめです!

正直、オススメは植物性で且つ優しい甘みのある「VG=ベジタブル。グリセリン」なのですが、AIOを含めたクリアロなど、ジュースホールの小さなコイルでは粘度の高いドロドロなリキッドでは供給不足によるコイル・コットン焼けが起こりやすくなってしまいます。なので選べるのであれば予め柔らかい「PG=プロピレン・グリコール」が多め或いは100%のリキッドベース液を選ばれると良いと思います。

「いや、ドロドロなVGに水を足せば、サラサラなVGになるからクリアロでもOKなのでは?」と考える方もいるでしょう。私もそう考えています。しかし、水を足すとその分ミストが少なくなります。また、ミストを稼ぐためにコイルを加熱し気味になるので味が落ちたり、アトマイザーが高温になりすぎたりします。なので可能であればクリアロの場合VG30%:PG70%など混合されているものを選ぶと良いと思います。

逆に、RDAやRDTAなど、「リキッド漏れ」が心配になるアトマイザーの場合は粘土の高いVGが最適です。正直リビルド系のアトマイザーであればVG100%でもOKだと思いますが、自作する際にスポイトでは吸いにくかったり、香料と混ざるのに時間がかかったりとデメリットもあるのでリビルド系アトマイザーでは「VG60%:PG40%」などVG多めのリキッドベース液を選ぶのがおすすめです。

クリアロとRDAの両方で同じリキッドを使用したい場合は混合比利率「VG60%:PG40%」か「VG50%:PG50%」のリキッドベース液が最適だと感じました。

  VG比率 PG比率
クリアロ系アトマイザー 0~40% 60~100%
RDA/RDTA系アトマイザー 50~100% 0~50%
クリアロ・RDAの両方に 50~60% 50~60%

表にまとめるとこんな感じになります。以上が絶対ではなく、水を足すなど、工夫によってはその他の比率でもOKです。ただ、よくわからないという方には以上の表を参考に各種比率のリキッドベース液(グリセリン)を選ばれると良いかと思います。

【VG・PG混合液】 (50:50)
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調理実習!リキッド調合!!!

それでは実際にリキッドを自作してみようと思います。やり方・手順など参考になれば幸いです。

0.準備!容器・スポイトを消毒する。

容器やスポイトは消毒用エタノールやスピリタスなど消毒効果の高いアルコールを使用して、洗浄・殺菌しておきましょう。

1.香料・原液などを入れる!

まずは、香料を入れます。お好きなものを入れましょう!

分量は好みで調節できます。少なければ足したり、多ければグリセリンを足せばいいだけですのでテキトーで大丈夫です。

2.グリセリンを入れていく。

あとは満タン付近までグリセリンを入れます。完全に満タンにすると混ざりにくくなるので5%くらいの余裕を残しておくと良いでしょう。今回使用したリキッドベース液のようにVGが60%とVG多めだと少し硬いのでスポイト・注射器のノズルを外して抵抗を少なくした状態にするとスムーズに作業できます。

3.混ぜる。シェイク!

これで完成です!あとはVAPEを楽しむだけですね!お疲れ様でした。

番外.精製水を足す!

完成した自作リキッドが「味が濃すぎ」たり「粘度が高く硬すぎ」たりした場合は「精製水」を足してみると良いでしょう。若干ミストが少なくなり、また、ミスト温度も高くなってしまいますが、味もちょうどよくなりますし、柔らかくなり供給不足も解消します。

ちなみに精製水や消毒用エタノールなどはネットで買うより近場の薬局のほうが圧倒的に安く購入できるのでなにかのついでに薬局へ寄ってみてください。

最後に、、、マッド・サイエンティスト気分で皆さんも自作リキッド試してみては?

試験管で何やら劇薬を生成する。そんなマッドサイエンティストみたいで面白いですよ。次はバニラエッセンスを入れてみよう。次はメンソールを入れてみよう。清涼剤も良いかもしれない。なんて、試行錯誤していく楽しみもあります。色々用意が必要ですし、食品であるということもあって誰にでもオススメできるわけではありませんが新たな今後のVAPEライフの楽しみにもなっていいのではないかと思っています。

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