単4電池駆動で、バックライト付きで、オートレンジ仕様!高コスパな中華テスター「RM101」の使用レビューです。
私は趣味でバイクの改造をしたり、自作PCをしたりします。そのなかでたまに電気関係を調べたいときがあります(極性や電気が来ているかなど)。
なので「テスター」は以前より欲しかったのですが、ボタン電池式だったり、角型電池式だったりと、ごくたまにしか使用しない私にとっては都合が悪いものばかり、、、、
そんな中、単4乾電池(AAA)で動き、機能も必要十分で、その上手頃なテスターを見つけましたので購入してみました!
目次
はじめてのテスター「RM101」を購入
アマゾンにて購入しました。いかにも中国製品という見た目ですが(もちろん中国製品ですが)、国内アマゾンの倉庫より発送の品でしたので、購入から1~2日で到着しました。
内容物は
- テスター本体(袋付き)
- テスターコード(赤・黒)
- マニュアル(英語)
です。
マニュアル(英文・説明書)には、このテスターの出来ること・測れるものに関する説明があります。
電源:3V(1.5Vバッテリー* 2)(別売)
直流電圧:600mV / 6V / 60V / 600V / 1000V
DC電圧分解能:0.1mV / 1mV / 10mV / 100mV / 1V
AC電圧:6V / 60V / 600V / 700V
交流電圧分解能:1mV / 10mV / 100mV / 1V
DC電流:600μA/6000μA/ 60mA / 600mA / 10A
DC電流分解能:0.1μA/1μA/10μA/100μA/ 10mA
AC電流:600μA/6000μA/ 60mA / 600mA / 10A
AC電流分解能:0.1μA/1μA/10μA/100μA/ 10mA
抵抗:600Ω/6kΩ/60kΩ/600kΩ/6MΩ/60MΩ
抵抗分解能:0.1Ω/1Ω/10Ω/100Ω/1kΩ/10kΩ
静電容量:10nF / 100nF /1μF/10μF/100μF/1000μF/10000μF
静電容量分解能:10pF / 100pF / 1nF / 10nF / 100nF /1μF/10μFアマゾン商品ページより引用
URL:https://www.amazon.co.jp/gp/product/B06XD63QBH/
以上が主な仕様です。
「電圧」測定で電気が来ているのか、何ボルトなのかを測ったり、「電流」測定でどのくらい電気が流れているのか、電圧と合わせてどのくらいの電力を使っているのかを測ったりできます。
「抵抗値」測定で、電気の流れる道が途切れていないかなどを調べたりもできます。
基本的に初心者の方(私も含めて)がほしいと思う機能はすべて揃っていと思いますのでおそらく機能的には問題ないはずです。
また、引用した仕様の一番上にある通り、電源「1.5Vバッテリーx2」と乾電池(単4電池)2本で動きます。テスターの多くは9Vの四角い電池やボタン電池のものが多いので、比較的どこの家庭でも使用されている単4電池が使用できるのは便利です。
私などはたまにしか使用する予定はなく、いざ使おうと思ったときには電池が切れているなんてことが容易に想像できたので単4電池2本で使用できるのは非常に大きな魅力に感じます。
それでは実際に使用してみる。
それでは実際に使用してみます。比較的珍しい(特に安価なテスターにおいては)単4電池仕様のテスターということで、「乾電池」以外にも「充電池・エネループ」は使用できるのかなども検証していきたいと思います。
電池交換にはプラスドライバーが必要です。
電池ボックスは本体背面のスタンドの裏にあります。蓋がプラスネジで固定されているので電池の交換には小さめなプラスドライバーを必要とします。
テスターの電極の長さは2段階。
テスターの電極の露出部の長さは、付属のキャップで2段階に変更できます。
電極の露出部分を少なくすれば、細かい作業におけるショートの防止になります。
電極の露出部分を長くすれば、コンセントやキボシ端子など、奥まった電極にも対応できます。
ディスプレーはLEDバックライト付き!オートレンジで単位が自動で変わる!
左上の青いボタン(HOLD/太陽マークのボタン)を押すことでバックライトを点灯させる事ができます。車の中での作業では、薄暗いこともあるので助かりますね。
また、このテスターは「オートレンジ機能」に対応していて、電池から商用電源(コンセント)まで、カチカチとつまみを回して設定することなく、自動でレンジ(範囲)を切り替えてくれます。
普通車は12ボルトだから、、、カチカチ「レンジ:~60V」と、、、コンセントだから「レンジ:~600v」とか切り替える必要や、それに必要な知識も不要な点は初心者にも優しいですね。
電圧・電流測定における「交流(AC)」と「直流(DC)」の切り替えは右上の黄色いボタンを押すことで簡単に行えます。
電圧の低い「エネループ」でも問題なく使用可能でした。
単4仕様なありがたいテスターということで、更にエネループでも使用できたらもっとうれし!なので試しにエネループと通常の乾電池の両方を切り替え、同一の対象物を測って、同じ結果になるか、正常に使えるのかを調べてみました。
通常の乾電池が1.5v。対して充電式電池エネループは1.2vと、0.3v電圧が低いのですが、このような測定機器でも使用できるのでしょうか。
まずは「通常の乾電池」(単4:1.5V)
(↑)写真の左上にエネループが写っており、テスターの中に通常の乾電池を入れて使用しています。
ダイソーで購入した角型の9V電池の電圧を測定したところ「8.61V」と表示されました。
次に「エネループ」(単4:1.2V)
(↑)写真左上に乾電池が写っており、テスターの中には乾電池型充電式電池「エネループ」が入っております。
ダイソーで購入した角型の9V電池の電圧を測定したところエネループを使用しても乾電池と同じ数値の「8.61V」と表示されました。
完全に測定結果が同じだったので、おそらく一般使用の範囲ではエネループでも問題なく使用できるものと思われます。
まとめ「使い勝手の良いテスターです。」
最後にまとめですが、やはりこのテスターの一番良いポイントは「単4電池(乾電池&エネループ)」で使用できること。だと思います。
価格も手頃で、昨日も十分。入門や、ボタン式・角型電池式のテスターはちょっと、、、と思っている方にぴったりです。