破れたバイクカバーを修理するよ!
バイクカバーは取り外しの際、ハンドルやステップなどと擦れ、時には引っかかって破れてしまうことがありますよね。日向にバイクを置いている場合は紫外線によりカバーが裂けやすい状態になっています。
消耗品と割り切り買い替えをする他ありませんが、如何せん高い!!!なので「毎日バイクを守ってくれてありがとう。でも、もう少し頑張ってね、、バイクカバーさん、、」ということで今回は裂けてビリビリに破れたバイクカバーを修理して延命しようと思います。
目次
現状:見事な裂けっぷり!激しく破れております!!!
バイクに乗ろうと思い、カバーを外そうとした時、、「ビリーーッ!え?????」と見事に裂けてしまいました。破れたとも言いますね。
結構激しく破れていますし、強風で更に裂けてしまう恐れがあります。なので早急に直していきましょう。
使うモノ
今回は簡単に直してしまいたかったので、アルミテープを使って補修していこうと思います。基本的にバイクカバーは撥水なのでデープでの補修は望ましくありません。撥水だとすぐに剥がれてしまう可能性があるからです。しかし、丁寧に扱うことが条件になりますが、数ヶ月程度の延命としてはテープ補修で十分です。今回は持ち合わせのアルミテープを使用しますが、これからテープを購入される方は以下の多目的補修テープが良いと思います。普通にバイクカバーの補修に使えます。
もっとシッカリと直して延命等と言わず末永く使用したい方は、以前ベルメットのふちゴムの修理でもご紹介した「シューグー」を使用して修理すると良いでしょう。
単純に破れた箇所を脱脂してシューグーを塗りたくるだけです。シューグーの場合完璧な防水性能と耐紫外線性能があるのでまずダメになることはないです。
高級なバイクカバーを使用されている場合はシューグー。安価なバイクカバーで数ヶ月の延命であればテープで補修してという感じがよろしいかと思います。
それから、バイクカバーはエンジンオイルなどで油分をまとっています。なので作業前にテープを貼る箇所シューグーを使用する箇所は脱脂しましょう。
脱脂はパーツクリーナーやエタノールで行なえます。
マフラー付近の場合は、、、
ただし、マフラー付近で駐車後、すぐにカバーをしたいという場合は若干剥がれやすいのが難点ではありますが、「内側はアルミテープのみ」で補修されると良いでしょう。
熱で溶けたベタベタがマフラーにつくと、削り落とすのが大変なので、、、
それと一応、耐熱の補修テープという200~300度程度までの耐熱のテープもありますが、高価であまりおすすめできる感じではないですね。耐熱テープなど普通のアルミテープと大差は無いですし、耐熱テープを応用できる場所があまり無いですから、、、
やり方・作業編
それでは修理作業に入ります。今回はアルミテープを用いて修理します。シューグーなどであっても基本的に作業の流れは同じです。
①破れた周辺の清掃&脱脂
今回は消毒用エタノールで清掃・脱脂しました。
こんな感じで結構汚れています。特にカバー内側はエンジンオイルなどの蒸発で油汚れが外側よりひどかったです。
入念に作業しましょう。
②アルミテープを貼っていく。
今回はアルミテープです。シューグーでもその他テープでもこの段階で行います。
テープは裏側、表側双方に貼り付けた方が良いでしょう。
③アルミテープの上からセロテープを貼っていく。
アルミテープはアルミすなわち金属なので度重なる折り曲げで切れる可能性があります。一応延命として行っているのですが、それでもより長く延命したいので折れ曲がりの抑制とさらなる強化のためにセロハンテープを貼り付けます。
これで補修完了です。
完成!
こんな感じでバイクカバーの破れ補修は完了です。後はハンドルやミラーなどが激しく擦れないように運用していくだけです。アルミテープがキラッと反射していて目立ちますが、意外と悪くは無い気もしますよね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。自分で修理してみようと思いましたか。
実際に何度も修理をした経験のある私からすると、このアルミテープを用いた修理法はだいたい2~3ヶ月の延命になると感じました。普通に簡単ですし、テープなども1度購入すれば何度も修理可能ですし、他の応用もできるのでおすすめです。
まあ、でも、次こそは良いバイクカバーをなんて思いながら中々思いきれないんですよね。何度も修理をしてしまって、、、
どちらにしろバイクカバーは消耗品ですし、次のバイクカバーを選ぶまでの時間くらいは稼げるので、とりあえずテープで修理してみるのはおすすめできます。
追記:平成30年9月末。台風24号で、、、
2018年9月30日頃、日本全体を襲った大型台風。「台風24号」により、修理して3ヶ月足らずのバイクカバーは大破しました。。。しかし、3ヶ月間の延命には成功したので悪くはないのかもしれませんね。
こちら台風の傷跡です。めくれたり裂けたり絡まったり。このカバーはもう使えません。
なんと!よく見ると直した場所は無事!
パット見ではわかりませんでしたが、よく見ると、今回「アルミテープ」で塞いだ部分は残っており、他の部分に新たな裂けが発生したようです。テープによる修理は意外と耐久性が高い事がわかりました。
この記事が何かしらの参考になれば幸いです。最後までご覧頂きありがとうございました。