いろいろ混ざったオイルでエンジンオイル交換

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複数メーカーのオイルが混ざったエンジンオイル

今回はエンジンオイルに関する報告のような記事になります。

私はズーマーというホンダの原付を乗っています。ズーマーは4サイクルエンジンで、定期的なエンジンオイルの交換が必要です。自分で交換する場合エンジンオイルを購入し、交換することが出来ますが、購入したエンジンオイルって少し余りませんか。私は余ります。ズーマーは800mlくらい?のオイルを使用しますが、販売されるオイルは恐らく最小のもので1リットルだと思います。200ml以上余ります。

私はその余ったオイルがもったいないと思ってしまい。オイル交換のたびに200CCずつ貯めておりました。そして前々回のオイル交換の時に1リットル溜まったので、その次のオイル交換に当たる前回の交換でその混ざりに混ざったエンジンオイルを使用し、そして前回混ざりに混ざったエンジンオイルへ交換してから3,000Km弱走行したので交換時期を迎えております。

1年と少しの期間を掛けて貯めた混じりオイルを使って3,000km走行したズーマーからエンジンオイルを抜いてみます。

交換の前に、、、混ざったオイルでの走行感について。

画像の様な容量の確認が取れそうなエンジンオイルを購入し、その容器を使用してコツコツ貯めたエンジンオイルです。画像はその残りです。1リットル貯めたので300CC程余ってしまいました。、、、っと、少し外れた話をしてしまいましたが、的はずれな話と言うわけでもないのです。と言うのも、エンジンオイルは「酸化」します。私が貯めていたオイルは全て鉱物油になります。そして、オイルメーカーはこのボトルのよくわからないメーカーの物と、ホンダG1、E1と、Mobileになります。粘度は確か全て「10Wー30」だったと思います。

粘度は同じとは言え、複数メーカーで1年以上掛けて貯めていれば、酸化もしているだろうし、変な、品質の悪いオイルに出来上がっていそうで、エンジンにも悪そうに思えませんか。

なのでエンジンに何かしらの影響があって、変な振動が起こったり、異音が鳴り出したりしなかったのか気になる方も居るでしょう。

結論的には「一切の問題を感じませんでした。」。

ただ冬なのも考慮しても尚、若干ですがエンジンの暖気に時間がかかったような気はしました。私のズーマーはキャブ車で冬はエンジンが温まるまで僅かにスロットルを開いておかないとストールしてしまう(笑)のでわかりやすかったです。

結論としては「自己責任」という感じで、絶対エンジン壊れるとか壊れないとかそういったことを確証することは出来ません。

ただ、私の場合は至って普通な走行でエンジンには何の問題も無かったという感じです。

御開帳!!エンジンオイルの交換作業(ズーマー)

今回の記事はハウトゥー系ではありませんが、一応。ズーマーの場合で説明します。

ズーマーの場合、ドレインボルト(オイルを抜くところのボルト)は17ミリです。17ミリのボルトを取り外せる工具があれば誰にでも作業自体は可能だと思います。

それから、工具以外にも、出てきたオイルを入れるものと何か拭くモノが必要です。

ドレインボルトの位置はセンタースタンド付けね、、、

この大きなボルトです。(画像右上やや光ったボルト)このボルトを取り外してドボドボとオイルを抜きます。

ボルトを外す前に、オイルを注ぐ場所兼、オイル量を確認するレベルゲージを外しておきましょう。オイルが抜けきりやすくなります。

オイルの受け取りに今回はビリビリ新聞紙とビニール袋を使いました。

ドレインボルトの下へ持っていって、、、、ボルトを外す、、、

びゅ~ーーーチョロチョロ、、、、普通に真っ黒。車体を傾け全て出す!!!

出てきたオイルを見てみましたが普通に黒い使用済みオイルと言う感じで鉄粉が混ざったり、アルミの削りカスが混ざったりもしていませんでした。異音や異常な振動なども無かったので予想通りでしたが特に問題はなかったようです。

いろんなメーカーのオイルが混ざっていて、1年以上経過した、名付けて「酸化済み!各社ブレンドオイル」なのですが、全然フツーな感じです。

あとはドレインボルトを締めて、新品のエンジンオイルを入れる。そして最後にオイルレベルゲージを確認するだけですね。

一度拭き取ってからゲージを挿入して、、、、

ワッフル状のどこかまでオイルが来ていることを確認すれば、これで終了になります。

最後に、、、結論「問題なし」

まぜこぜのエンジンオイルはなにか問題があるのかを知りたくて実際に試してみましたが、その結果、特に問題がないということが分かりました。ただ、貯めるのに1年以上掛かったので正直面倒にも思いました。だって、自宅の何処かにボトルを置いておかなくてはいけませんから。

一応私は、可燃ごみとして紙などに染み込ませて廃棄することは恐らく環境に悪いだろう。エコではないだろうと考えたので試しに行ってみましたが、「エコ」「環境」などという単語に興味がない方は貯めるだけ面倒なのであまり意味がないと思いました。1年以上掛けて1リットルのエンジンオイル約1,000円の節約効果はありますが、それはあくまでも私の走行環境での話なのであまり走らない方は更に酸化したオイルになってしまうことも考慮すれば、やめておいた方が無難ですね。

一応今回の検証では「問題なし」という結果になったので私は「環境」のことも考え今後もコツコツ余り油を貯めて行こうと思います。

これを見てかつ環境保護に積極的過ぎる方、くれぐれも自己責任でお願いします。

以上、「まぜこぜ酸化済みエンジンオイル」の使用レポートでした。

ポイパック(廃油処理箱)

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