[原付と性能比較や維持費]電動バイク「ブレイズスマートEV」をわかりやすく説明するよ!

折りたたみ可能な、次世代モビリティ「BLAZE SMART EV(ブレイズスマートEV)」

BLAZE 電動バイク 折りたたみ型 (ナンバー取得付き) ブラック SMART EV 車内積込み可能 12インチ 重量約18kg 脱着式バッテリー

最近気になっていた電動バイク「BLAZE SMART EV(ブレイズスマートEV)」ですが、ふと電気屋を覗くと展示してあり、少し触る機会がありました。なので今回は実際に見て感じた事と共に、「BLAZE SMART EV(ブレイズスマートEV)」の性能や維持費、それから「50ccガソリンエンジンの原付バイク」との比較を行っていきたいと思います。

スポンサーリンク

「BLAZE SMART EV(ブレイズスマートEV)」について

まずは「BLAZE SMART EV(ブレイズスマートEV)」の性能や特徴などを紹介します。

1.100%電気で走る!充電式バイク

出典:BLAZE SMART EV

付属の充電器を使用して家庭の「100Vコンセント(アースなし普通の2口)」で充電することができます。ちなみに充電器の消費電力(充電に使う電力)は「約110w」です。100w程度しか使用しないので例えばレジャーでの使用では、移動中の車の中で「DC-ACインバーター」を使用して充電することができます。

例えば夫婦やカップルで2台のブレイズスマートEVを車に載せて、2つのバッテリーを車の中で充電しながら移動したり、色々な楽しみ方ができていいですね。2つを充電しても必要な電力は200W(=110W+110W)程度なので5000円以下で入手できる車載向けインバーター(DC-ACインバーター)で充電できて、かなり現実的です。

2.折りたたみ式で秋霖スペースのない「マンションやアパート」でも玄関まで持ち込める!

https://www.blaze-smartev.jp/style/

出典:BLAZE SMART EV

折り畳めることはつまり「バイク」から「物体X」になるということです。なので収納も適当な収納庫や押し入れに入れることもできます。

またマンションやアパートなど場合によっては駐輪スペースが確保できないこともあるでしょう。しかし、折りたたんでしまえばちょっとしたダイエット器具(知ってる人は知っている有名なレッグマジックなどと同じ様なサイズになります)くらいのサイズになります。玄関の中にしまうことも可能なサイズなので、盗難が心配な小型バイクを屋内で管理することができます。

まだ特筆すべき特徴はあるけれど、、、

排ガスゼロ、USB充電ポート、スピーカー機能など、もっとたくさん特筆すべき特徴はありますが、その点はメリットにもデメリットにもなり得るのでこの後の「実際に見て触って感じた点」にて理由と一緒にお伝えしていきます。

「BLAZE SMART EV(ブレイズスマートEV)」のスペックとガソリン車「ホンダ・ズーマー(50cc)」との比較

エンジンパワーや燃費といった様な「性能」を同じカテゴリー(原付1種)のバイク「ホンダ・ズーマー」と比較しながらご紹介いたします。

「ブレイズスマートEV」

BLAZE 電動バイク 折りたたみ型 (ナンバー取得付き) カーキ SMART EV 車内積込み可能 12インチ 重量約18kg 脱着式バッテリー

車種名・名称

「ホンダ・ズーマー」

第1種原動機付自転車

車両区分

第1種原動機付自転車

インホイール電気モーター(後輪) エンジン型式 水冷4ストローク単気筒(49cc)
なし(タイヤ直結) 変速機 無段変速式(CVT)
30km(カタログ値) 航続距離 360km(カタログ値)
約0.4円~※ カタログ燃料コスト(1Kmあたり) 約1.7円~※
0.35kw(定格出力) 出力(パワー) 3.1kw(最高出力)
時速30キロ 最高速度 時速60キロ
前後シングルディスク式 ブレーキ 前後ドラム式
1,200mm 全長 1,860mm
650mm 全幅 735mm
950mm 全高 1,025mm
18kg 車両重量 87kg
前後:315mm タイヤ直径(mm) 前:470mm/後:488mm

ざっと比較すると以上のようになります。

後ほど「維持費」という形で重量税や自賠責(強制保険)などに最低いくら掛かるのかをお伝えしますが、基本的に同じ「第1種原動機付自転車(原付)」なので掛かる維持費も同じです。

ただ、エネルギー源の違い、燃費の違いはありますのでそれらを踏まえて後ほど「維持費」に関してをお伝えします。

カタログ燃料コスト(1Kmあたり)は電気代を私の使用環境で再計算しています。電気料金の3段階目(電気量1kWhあたりが最も高い段階)がEVバイク充電により純増するため少し高めの単価で計算。ガソリン車(ズーマー)はレギュラーガソリン使用。1リットル130円で計算しています。

「ブレイズスマートEV」と「ズーマー」の大きな違い。

1.パワーが弱い、、、けれどそれでも十分。

定格と最高出力では全く違いますが、恐らく「ブレイズスマートEV」は定格が最高という意味でしょう。※間違っているかもしれません。

その上で、前に進む力=出力(パワー:kw)を単純比較すると普通の原付きの方が約10倍パワフルになります。体感的なパワー感として重要な数値「最大トルク」に関しては、「ブレイズスマートEV」の公開スペックを見ても記載されていなかったので比較しません。

いろいろと「モーターのトルクの強さ」を元に、「ブレイズスマートEV」はパワフルで坂道もグイグイ」と言われていますが、実際にはそこまでのパワーは無いです。モーターは回転直後から最大トルク(回そうとする力)が発生しますが、一般的に回転が上がるとトルクは低下していきます。なので大げさにいうと「発進から1mm進むのにはモーターが速い。」「発進後1m進むのにはガソリンエンジンのほうが速い。」という感じです。

電動バイクを実際に乗ってみればわかりますが、確かに最初のパワー感はかなり有りましたが、3メートルくらい進むと少しパワー不足になり始める感じがします。

とはいえ、コンパクトなので「自転車感覚」でちょい乗り程度であればちょうどいいパワーでEVならではの出だしの良さとキビキビ感はあります。

2.燃費が驚異的に「安い!!!」

燃料に関しては一方が電気、もう一方はガソリンと両者とも価格変動が有りおおよその計算になりますが、圧倒的に「ブレイズスマートEV」の燃費は安いです。

「ブレイズスマートEV」の一回の充電に掛かる費用(電気代)は「約12円※私の環境で再計算(メーカーは約10円とアナウンス)」程度です。そして、フル充電からカタログ通り30km走行できるとした場合「1kmあたりのコスト」はなんと「約0.4円」になります。

一方の「ズーマー(ガゾリン車)」の場合、一回の給油にかかる費用は「約624円(130円x4.8(満タン))」程度です。そして、カタログ燃費通り360km走行できるとした場合「1kmあたりのコスト」は「約1.7円」になります。

◯ブレイズスマートEV「約0.4円/1km」

◯ズーマー「約1.7円/1km」

ただし、今回は「カタログ燃費」での計算を行いましたが実際にはそんなに走りません。電動バイクはバッテリーのヘタリなどもあるので走行距離、並びに燃費にはばらつきが出ます。そして中でも車両の軽い場合は「体重による走行抵抗」に大きな差が生じやすいので注意が必要です。

ズーマー(ガゾリン車)に関してもカタログ燃費「75km/l」などは実際には出ません。私の使用環境では「50km/l」が平均的な燃費です。なので3割以上低下する感じですね。

よって今回の数値を鵜呑みにせず、参考程度に見ていただければいいと思います。

3.超軽量!取り回し抜群

車両全長が短く、駐車スペースでの切り返しなどが簡単に行なえます。また、非常に軽量なので、いわゆる「立ちゴケ」などの危険も少なく済みます。

ただ、軽量なのは良い点なのですが、バイクの場合は軽量であるということは重心が高くなりがちなので、安定感という面ではどうしても劣ってしまいます。

比べた車種が100kgの「ズーマー」ということも有り、またがった感覚は「ズーマー:モンスター」「ブレイズスマートEV:木馬w」という感覚になってしまったのはいい思い出です。

ただ、自転車と比較した場合、明らかに安定感の無さを感じることはないと思います。

自転車並の軽さですが自転車とは違いペダルを漕ぐ事による重心変化がないので、そういった観点からの安定感はやはりバイクという感覚です。

それから、駐車スペース以外でも停止状態または極低速時の信号待ちなどでは、車体を支える疲れが少なく、毎日の通勤で使うのであればその恩恵はかなりありそうです。

原付きとはいえ、100kgのズーマーでは、車体を真っ直ぐにした状態でないと簡単にくるぶしを痛めるくらいには疲れますからね。

実際に「ブレイズスマートEV」を見てきて感じたこと。

某家電量販店の店頭にて実際に確認してきました。色々感じるところがあったので感想などをお伝えします。

あれ?ペダルはどこ?パット見折りたたみ自転車。触ってもやっぱり折りたたみ自転車だったw

https://www.blaze-smartev.jp/style/

出典:BLAZE SMART EV

触った感じもまたがった感覚も折りたたみ自転車そのものでした。強いて言えば「電動アシスト折りたたみ自転車」という感じです。それが良かったです。現在普通の原付きを乗っている身としては、新たなバイク購入の動機となるのはそういった「新鮮さ」です。私は最近パソコンにお金を使用してしまいましたが、もし次にPCと同等の価格帯の商品を購入しようとした時、この「ブレイズスマートEV」を検討することでしょう。価格もPCと大差なく、むしろ燃料費削減の観点から観るとPCより安価に感じます。

このルックスを選ぶということは多少でも「車体のデザイン性」に重きを置いている方が多いことと存じます。例えば私も乗っている「ズーマー」の場合、性能はそこらへんのスクーターと同じでも価格はおおよそ1.5倍します。しかしそれでも購入するのはそのデザインが好きだからだと思います。

この「ブレイズスマートEV」はEV(エレクトリック・ビークル)でないとできない極めて「ネイキッド」なスタイルです。このスタイルでこの価格なら、性能をかなぐり捨てても価値があると感じました。

旅先で乗り回すとかいう至高体験!!!!

出典:BLAZE SMART EV

オープンカーなど極端にトランクスペースが小さい車でなければほぼ確実に車載できるので旅先へ持ち込んで、旅先の足として使用できます。一人で観光地巡り(アニメの聖地巡りには最適すぎる)などで大活躍すること間違いなしです。

それから出張や転勤の多い仕事をされている方も、頑張れば連れていけるサイズなので、現地を散策する為の足にも使用できていいと思いました。運送業者に頼んでも恐らく片道送料も1万円かからないと思いますので、長期滞在の場合は出張先のホテルなどへ発送してしまえばレンタカーを借りる気分で格安に現地の足にできます。

モトコンポの亜種?「ちっこい」にロマンを感じますよね。

青島文化教材社 1/12 バイクシリーズ No.33 ホンダ モトコンポ 1981 プラモデル

やはり「ちっこいバイク」といえば「ホンダ・モトコンポ」です。「ブレイズスマートEV」と同じくモトコンポもハンドルやシートを折りたたみ、更にコンパクトにまとめることができます。

それから小さいバイクとしては「ホンダ・モンキー」もありますね。

車もロマンがありますが、車とは違う、手の届く、手の内感のある「小さなバイク」もロマンがあって素晴らしと思います。

実際に抱っこで持ち上がるくらいに軽くて小さいですからね、、、、

「維持費と実費について」

「ブレイズスマートEV」は原付きで大枠としては「自動車(公道を走る動力付きの乗り物という意味)」になります。なので原付きの運転と、公道走行可能な状態の維持には必要になってくるものがあります。それは「自動車税」と「自賠責保険」です。これら2つは乗る乗らないにかかわらず「バイク登録した時点で必要」になります。

そして、実際の維持費(実費)はそれだけではなく、燃料費(ガソリンや電気)、タイヤ代などもかかってきます。また、実際に乗るのであれば任意保険の加入も強くおすすめします。

ただ、今回「ブレイズスマートEV」はガソリン車と違いオイル交換が必要ない事や、あまりにもタイヤが小さく、体重や路面状態による摩耗の差が大きいことが予想されるためタイヤ耐久性は予測不能です。なので「ブレイズスマートEV」の消耗品に関してはタイヤ交換の予想額として年間5000円とします。

また忘れてはならないEVの欠点「バッテリーの寿命」に関してです。公式アナウンスの充電回数300~400回となっています。今回は間の「充電350回」を寿命としてバッテリー交換をすることを前提に計算します。

1年あたりの維持費まとめ
  「ブレイズスマートEV」 「ズーマー(ガソリン50cc)」
軽自動車税(1年) 2,000円 2,000円
自賠責保険(3年契約での1年あたり) 約4,100円 約4,100円
最低限の維持費合計→ 約6,100円 約6,100円
任意保険(ファミバイ特約) 約7,000円 約7,000円
消耗品費を含まない合計→ 約13,000円 約13,000円
燃料代・電気代※1 1,920円(電気) 8,160円(ガソリン)
消耗品費 23,400円(バッテリー積立+タイヤ5,000円(仮)※2 約4,000円(オイル1000円+タイヤ積立分※3)
全ての合計→ 43,560円 25,160円

※1:燃料代・電気代に関しては「通勤に使用」を想定して「往復で20km」、「月20回通勤」を想定して、年間4,800km走行での計算です。

「ブレイズスマートEV:約0.4円/km」→【0.4x4800=1920円/年】

「ズーマー:約1.7円/km」→【1.7x4800=8160円/年】

という計算になります。カタログ燃費で計算しているので実際は3割増しほどの燃料・電気代が掛かります。

※2:充電回数は3日に2回充電。年間にして160回になります。寿命を350回とした場合、「160÷360=約0.46」なのでバッテリーの寿命までの46%を使用したことになります。「バッテリー価格(4万)x0.46=18,400」となり。今回のケースで1年間のバッテリー消耗価格は約18,400円になります。

※3:ズーマー(エンジン車)に関してはタイヤ代などの相場は明確なため相場と実体験を元に1.5万キロ走行で前後タイヤ交換として計算。1年では交換に至らないため積立として見積もり。

具体的にはタイヤは3年に一回前後フル交換という計算でタイヤ前後セットで1万円としています。なので1年あたり約3,000円になります。


上の表で計算師と通りであれば「往復20kmの通勤に使用した場合

ブレイズスマートEV:43,560円/年

ガソリン原付:25,160円/年

掛かるという計算になります。EVの方が以外にも高くなりましたね。高い理由は主にバッテリーによる費用です。

ただ、計算ではEVの方がバッテリーの寿命を込みにすると高くなりますが、EVは構造が単純なため故障を起こしにくく、逆にエンジン車は複雑な構造なため確率的に故障するリスクが高くなります。なので故障などのトラブルが一切なければ以上の様にガソリン車が低コストですが、もしも故障した場合はそれがひっくり返ってしまうので、確実にどちらが安いのか、コスパに関しては難しいところですね。

また、今回は駐輪場などが有料の場合を想定していません。なのでマンション等、駐輪に料金を必要とする場合は玄関まで持ち込めることで大幅な節約にもなります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。個人的に「ブレイズスマートEV」は通勤・通学に使用するというよりは「街乗り」や「ちょい乗り」で使用したいバイクでした。

また、旅先でも使用したいですね。コンパクトなので車に積んで移動も可能。そして家庭用コンセント100Vで気軽に充電できる。充電には100W程度しか使用しないので車のインバーターでも充電できる、、、、フル充電も3.5時間でできるので、車の中で移動中でも十分に充電できます。

私としてはバッテリーを追加で1個購入しておいて、オートキャンプ先などの街をバッテリーが切れるまで走り回ってみたいです。(バッテリの予備があるので元の場所まで戻ることができる。)

余談

エンジンがないのでそれに必要なスペースも不要です。なので「ブレイズスマートEV」の様なフレームレスデザインも可能です。これまでのガソリン車では考えられないデザインも可能になるのでもしかしたらこの「見た目」が現代の人々に大ウケして「バイク市場」の拡大につながるかもしれません。

 

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする