音質にもこだわりたい!外部マイク対応のアクションカメラ8機種+α
モトブログや話しながらのドライブ動画、屋内での撮影など、アクションカメラとはいえ音質にもこだわりたいシーンはありますよね。とはいえ大きくて広角撮影のできないビデオカメラは使えないし、、、という方へ、外部マイクにより音質アップが可能なアクションカメラをご紹介します。
対応マイクや接続方式、画質などをわかりやすく表にしています!
外部マイク対応といっても、専用品しか使えないものでは嫌ですよね。なので、どの様な端子でどういったマイクに対応しているのかを記載しています。また、解像度やフレームレートなど重要な録画形式についても記載していますので、対応マイクと対応録画形式をあわせてご確認頂けます。
目次
MUSON(ムソン) MC2 Pro1
品名 | MUSON(ムソン) MC2 Pro1 |
ディスプレイ | 2インチLCD(タッチパネルではない) |
画素数 | 1600万画素 |
最大画角 | 170度 |
映像品質 | 4K[25,30FPS]2K[30FPS]/1080P[60,30FPS] /720P[120FPS] |
手ぶれ補正 | 電子式手ぶれ補正(EIS) |
外部マイク | 対応:モノラル(2.5mmモノラル超ミニプラグ) |
付属品 | ●カメラ本体●バッテリー(2個)●防水ケース●収納ケース●ボルダ●ハンドルパイプマウント●クイックリリースバックル●延長アーム類●カメラマウントアダプター●ネイキッドフレーム●フレーム用クリップアダプター●ヘルメット固定●サポートペルト●クリーニングクロス●結束バンド●マイクスリット付バックドア●USBケーブル●バッテリー充電器●リモコンバッテリー |
余裕で1万円を切る価格でコスパが光ります。いまどき無いと困る手ブレ補正機能や、1080P:60FPSの滑らかなフルハイビジョン撮影、加えて4k撮影など、映像面での美しさは申し分ありません。また、パソコンのWEBカメラとしても使用可能です。しかし、今回のテーマ「外部マイク」を接続して「音」もキレイに撮ろうと考えると「ステレオマイクではなくモノラルのみに対応」という点が若干気になりますね。またマイク端子に関しても「2.5mm2極(超ミニプラグ)」という点も主流の「3.5mm」を接続する場合には別売りでアダプターを購入する必要があるなど、少しばかり手間がかかります。
しかしながら、この価格帯でモノラルとはいえ外部マイクが使えるアクションカメラとしては非常に貴重な存在です。
マイクは基本的に別売りとなっており、2.5mmのマイク(ステレオでも可。ただしモノラル化されて録音)か(上)のアダプターを使用して3.5mmミニプラグのマイクを使用できます。
Daping M80
品名 | Daping M80 |
ディスプレイ | 2インチLCD(タッチパネルではない) |
画素数 | 2000万画素 |
最大画角 | 170度 |
映像品質 | 4K[30FPS]2.7K[30FPS]/1080P[60,30FPS] /720P[120FPS] |
手ぶれ補正 | 電子式手ぶれ補正(EIS) |
外部マイク | 対応:モノラル(2.5mmモノラル超ミニプラグ) |
付属品 |
●カメラ本体 ●バッテリー(2個) ●外部マイク●防水ケース ●ロングスクリュー ●マウント1 ●マウント2 ●マウント3 ●マウント4 ●延長アーム1 ●延長アーム2 ●延長アーム3 ●ハンドルバー・ポールマウント●接着マウント1 ●接着マウント2 ●両面テープ1 ●両面テープ2 ●ストラップ ●サポートベルト ●USBケーブル ●結束バンド1●結束バンド2 ●クリーニングクロス ●取扱説明書 ●2.4Gリモコン ●リモートリストストラップ ●バッテリー充電器 ●リモコンバッテリー |
MUSON(ムソン) MC2 Pro1よりも更に安価です。にもかかわらず「外部マイク」が付属しています。付属しているのはピンマイクで、モトブログなどでマイクを使用するという方には助かります。ただしこちらも先程のMUSON(ムソン) MC2 Pro1と同じくマイク端子は「2.5mm」の録音はモノラルになりますので注意が必要です。声や楽器の音、エンジンサウンドなど、マイクの位置を工夫して取りたい音を選ぶ分にはモノラルでも十分です。映像面に関してもMUSON(ムソン) MC2 Pro1と同程度で主流の1080P60fpsの滑らかなフルハイビジョン動画を撮影することができます。
Gitup Git 2 pro packing
Gitup社のアクションカメラGit1, Git2, Git2P, G3 DUOなど、殆どが外部マイクに対応していますが今回は現在人気のある「Gitup Git 2 pro packing」がおすすめです。Gitup Git 2 pro packingは殆ど完全に「GoPro」なので多くのGoPro用(Gopro Hero 3/3+/4)アクセサリが使用できます。
品名 | Gitup Git 2 pro packing |
ディスプレイ | 1.5インチLCD(タッチパネルではない) |
画素数 | 1600万画素 |
最大画角 | 170度 |
映像品質 | 2k(1440P)[30fps]/ 1080P[30fps]/ 720P[120fps]/ 720P[60fps] |
手ぶれ補正 | 電子式手ぶれ補正(EIS) |
外部マイク | 対応:ステレオ(miniUSB:GoPro4などの互換) |
付属品 | ・Git2 カメラ本体・バッテリー(1個)・30M 防水ケース・フレーム・バイクロールマウント・USBデータケーブル・1/4アダプター・三脚マウントアダプター・カーブマウント・フラットマウント・四角テープ・カーブテープ・ロングコネクタ・ショートコネクタ・長ネジ・短ネジ・英語マニュアル |
1万円を少し超える価格で殆どGoProシリーズと同等の性能になっています。4K解像度での動画撮影には対応していないので少し残念に感じるかもしれませんが、基本的にアクションカメラはイメージセンサーのサイズが小さく、ノイズが乗りやすいため高精細な4K撮影には向きません。なので殆どの方は「1080P60FPS」で撮影されていると思います。なので現状2Kまでの「Gitup Git 2 pro packing」のスペックでも不満は出ないと思います。※個人の感想を含む。
今回重要な音声。音声の記録は「2chステレオ録音」が可能です。これまでの1万円以下の製品では「モノラル録音」が主流なのでステレオで録音したい場合はこちらが最安になります。
外部マイクに関してはGitup純正品の他にも「Gopro Hero 3/3+/4」と互換性があり、GoPro用のミニUSB接続のマイクや3.5mmジャックへの変換アダプターなどを使用することができます。
ステレオでの高音質な録音が可能なので場の雰囲気を記録することができます。バイノーラル録音やインタビュー形式での録音など、ステレオ録音ができるとカメラそのものの使用できる範囲も広がります。
↑「Gitup Git 2 pro packing」でも使用可能なGoPro用バイノーラルマイク
Goolsky Firefly 8S
「Goolsky Firefly 8S」も「Gitup Git 2 pro packing」と同じくGoPro互換で「Gopro Hero 3/3+/4」のアクセサリが使用できます。
品名 | Daping M80 |
ディスプレイ | 2.0インチLCD(タッチパネルではない) |
画素数 | 2000万画素 |
最大画角 | 170度 |
映像品質 | 1080P[60fps]/ 2.5K[60fps]/ 2.7K[30fps]/ 4K[30FPS]// スローモーション1080P[120FPS]/ 720P[240FPS] |
手ぶれ補正 | 電子式手ぶれ補正(EIS) |
外部マイク | 対応:ステレオ(miniUSB:GoPro4などの互換) |
付属品 |
・Hawkeye Firefly 8S HDカメラ・バッテリー・防水ケース・ J形マウント・ロングコネクタ+ネジ・ショートコネクタ+ネジ・自転車ハンドルバーシートポストポールマウント・360度回転アダプター・マウント・接着剤・金属ケーブルタイ・プラスチックケーブルタイ・クリーニングクロス・クリップ・クリップケース・英語マニュアル |
「Goolsky Firefly 8S」は「Gitup Git 2 pro packing」の機能に加えGoProさながらの「スローモーション撮影」機能と「6軸手ブレ補正」の機能が追加されています。他の安価なアクションカメラと比較して手ブレに強くより滑らかな撮影が可能になっています。
録音面に関しては純正のマイクなどは入手不可能ですが、「Gopro Hero 3/3+/4」と互換性があり、GoPro用のミにUSB接続のマイクや3.5mmジャックへの変換アダプターなどを使用することができます。
「Goolsky Firefly 8S」の唯一のマイナスポイントは「バッテリーの入手性」です。バッテリーに関してはGoProなど他のアクションカメラとの互換性がなく、専用品になりますが、その専用バッテリーは販売されてはいても安価ではないのでバッテリーを大量に用意したい方は「Gitup Git 2 pro packing」かあるいは本家のGoProを購入されてもコストが変わらないかもしれません。
ただ、「Goolsky Firefly 8S」はGoProもどきと言っても過言ではないので画質や音質、撮影シーンなどにこだわりたい方にはおすすめです。また外部マイクも「ステレオ録音」で、「Gitup Git 2 pro packing」と同じくGoProのマイク系アクセサリーを使用してリアリティな音を記録できます。
SJCAM SJ6 LEGEND
SJCAMシリーズは現状「SJ6シリーズ」「SJ7シリーズ」「SJ360」の3機種だけが外部マイクに対応しています。それ以下の「SJ4000」などは外部マイクに対応していません。また同価格帯の「SJ5000X」に関しても外部マイクは対応していませんのでご注意ください。
品名 | SJCAM SJ6 LEGEND |
ディスプレイ | タッチ2.0インチLCD+サブモニター |
画素数 | 1600万画素 |
最大画角 | 170度 |
映像品質 | 4K[24FPS]/ 2K[30FPS]/ 1080P[30/60FPS]/720P[30/60FPS]/ /スローモーション 720P[120fps]/ 480P[240FPS] |
手ぶれ補正 | 電子式手ぶれ補正(EIS) |
外部マイク | 対応:ステレオ(miniUSB:GoPro4などの互換) |
主な付属品 | ・SJCAM SJ6LEGEND本体・バッテリー(1個)・防水ハウジング・クイックリリースバックル・ハンドルバーシートポストマウント・曲面接着マウント・フラット接着剤マウント・3ウェイピボットアームマウント・3M粘着テープ・フレームマウント・クイックリリースクリップ・垂直クイックリリースJフックバックル・ユニバーサル1/4インチカメラ三脚マウント・三脚マウントアダプター・クリーニングクロス・USBケーブル・多言語マニュアル・SJCAMステッカー(2枚) |
「SJCAM SJ6 LEGEND」は「Gitup Git 2 pro packing」をタッチスクリーン化して録画品質も少し向上させた様なまさに「GoPro互換機」です。格安アクションカムの中では指折りの画質・性能で高い評価を得ています。
録音に関するアクセサリーも「Gopro Hero 3/3+/4」と互換性があり、GoPro用のミニUSB接続のマイクや3.5mmジャックへの変換アダプターなどを使用することができます。
格安アクションカメラの中では若干値は張りますが、合計2つのバッテリーが付属している他、Amazonや楽天などでスペアパーツ(バッテリーやフレームなど)が比較的容易に入手可能なので、末永く愛用できる一品になっています。
GoPro以外の「互換GoPro」にも使える「ミニUSB接続のGoPro用バイノーラルマイク」
GoPro社製アクションカメラ、HERO3、HERO3+、HERO4などで使用できるミニUSB接続のバイノーラルマイクですが「Gitup Git 2 pro packing」など同じくミニUSB接続のマイクに対応した「GoPro互換機」でも使用可能です。
SONY 空間光学ブレ補正搭載 HDR-AS300
品名 | SONY HDR-AS300 |
ディスプレイ | モノクロLCD(カメラ単体で映像確認は不可) |
画素数 | 約857万画素 |
最大画角 | 170度 |
映像品質 | 1080P[24/30/60FPS]/ 720P[30/120FPS]/ 480P[200/240FPS]など |
手ぶれ補正 | 空間光学ブレ補正(OIS:光学式手ぶれ補正) |
外部マイク | 対応:ステレオ(3.5mmステレオミニジャック) |
主な付属品 | ・カメラ本体・バッテリー(1個)・microUSBケーブル・ウォータープルーフハウジング・アクセサリーマウント |
こちらはHDR-AS300なので4Kの動画撮影には対応していませんがソニーの空間光学ブレ補正を搭載しており動きながらの撮影に大きなアドバンテージがあります。
そして録音面に関しても一般的な「3.5mmステレオミニプラグ」のマイクに対応しています。またマイクに関してもコンデンサーマイクなどのプラグインに対応(ダイナミックマイクもOK)しているので幅広いマイクをアダプターなどを使用せず本機単体で使用することができます。
一般的にリニアPCMレコーダー(ボイスレコーダー)などで使用されるマイク(ステレオOK)を使用できるので、考えうる様々なシーンに適切なマイクを選択することができます。
ただ、ディスプレイは設定や録画モードなど確認するだけの最低限の表示しか無く、正確な画角や撮れた映像を確認するにはスマホなどが必要なのは注意が必要です。
とはいえHDR-AS300の欠点はディスプレイによる映像の確認ができない点だけで、外部マイクに「3.5mmステレオミニプラグ」を使用できる点などはアクションカメラの中では唯一無二と言ってもいいほどに貴重で価値があります。
また、今回の「HDR-AS300」と4K解像度の撮影が可能な上位機種「HDR-AS3000」の2機種は「光学式手ぶれ補正(空間光学式)」を採用した数少ない(というか他にはないと言っても過言ではない)アクションカムです。GoProを含む多くのアクションカメラは「電子式手ぶれ補正」というCPUによる後処理で手ブレを消しているため少しですが手ブレ補正の際、画像が劣化します(クロップによるか画素数・解像感の低下やISO感度の上昇によるノイズの増大)。しかし、光学式は、レンズやセンサーを動かすことで手ブレを相殺し、手ブレのない画像をそのまま記録できるので画像の劣化が比較的少なく、よりクリアでノイズの少ない映像を録画できます。
バイクや自転車、車、スケートボードなど、常に動きのある場面で使用するには最適で、外部マイクもアダプターなどのアクセサリーを使用することなすスマートに接続できるのでシンプルに撮影環境を構築できます。また、アダプターなどのアクセサリーを必要としないことは、その分故障する可能性も低くなります。4Kは撮れませんが「HDR-AS300」であれば価格も比較的手頃で、そしてリセールバリューも高いことから非常にコスパは高いと思います。
GoPro HERO6 Black(CHDHX-601-FW)
品名 | GoPro HERO6 Black |
ディスプレイ | タッチ2.0インチLCD |
画素数 | 1200万画素 |
最大画角 | 170度 |
映像品質 | 4K[30/60FPS]/ 2.7K[30/60/120FPS]/ 2K[30/60FPS]/ 1080P[30/60/120/240FPS]/ 720P[60FPS]など |
手ぶれ補正 | 電子式手ぶれ補正(EIS) |
外部マイク | 対応:ステレオ(USB-C接続GoPro用:3.5mmステレオミニへ変換可能) |
主な付属品 | ・GoPro本体・ザ フレーム for HERO5/6 ブラック ・充電式バッテリー(HERO5/6 ブラック)・ベースマウント(平面/曲面)・マウント用バックル・USB-C ケーブル |
映像品質はソニーと並びアクションカメラでは最高品質です。手ぶれ補正に関しても電子式とはいえかなり手ブレを押さえた滑らかな撮影が可能です。むしろ屋外などの明るい撮影環境では空間光学手ブレ補正のアクションカムよりも良好な手ブレ補正となるシーンも多いです。
HERO4以前は「ミニUSB」でHERO5以降は「USB Type-C」へ仕様変更しているため以前のマイクとの互換性はありませんが、GoPro HERO5以降用の各種マイクアダプターは販売されているため不便ではありません。
ただ、現状Type-C用のマイクや変換アダプターは高価なので手軽に始めるという感覚にはなれないかもしれません。
今の所、これからはType-Cを採用したGoPro、並びに類似アクションカムが増えてくると考えられるので今後に期待です。
GoPro ウェアラブルカメラ HERO5 Session
品名 | GoPro HERO5 Session |
ディスプレイ | なし |
画素数 | 1000万画素 |
最大画角 | 170度広角レンズ |
映像品質 | 4K[30FPS]/ 2.7K[24/30FPS]/ 2K[24/30/60FPS]/ 1080P[24/30/60FPS]/ 720P[30/60FPS]など |
手ぶれ補正 | 電子式手ぶれ補正(EIS) |
外部マイク | 対応:ステレオ(USB-C接続GoPro用:3.5mmステレオミニへ変換可能) |
主な付属品 | ・GoPro本体・ザ フレーム ・ベースマウント(平面/曲面)・マウント用バックル・USB-C ケーブル |
GoPro HERO5 SessionはGoPro HERO5の小型版でGoPro HERO5と全く同じ性能を持っています。以前のSessionとは違いGoPro HERO5/6と同じUSB-Cのマイクを使用できるのがポイントです。
GoPro HERO5 Sessionを含めSessionシリーズはバッテリーの脱着ができないので長時間録画には適していません。ただ、モバイルバッテリーを使用しての充電は録画中にも行えるので充電しながらの長時間録画をすることもできます。(上)の3.5mmステレオミニ変換アダプターを使用すれば充電しながらの外部マイク使用での収録も可能です。
アクションカムではないけれど「気軽に高音質」を目指すなら
ここまではアクティブに使用できる「アクションカム・アクションカメラ」というテーマで製品を見て来ましたが、もとより外部マイクを使用するとハウジングが装備できず防水性能が低下します。また、そもそもマイクは水気に弱いので元から水場で一般的な外部マイクの使用はできません。
なので「防水ではないけど高音質な小型なカメラ」ということであれば以下のような製品もあるので、ついでにご紹介します。
ZOOM ズーム ハンディビデオレコーダー Q2n
品名 | ZOOM ズーム ハンディビデオレコーダー Q2n |
ディスプレイ | 1.77インチLCD |
画素数 | 1000万画素 |
最大画角 | 160度広角レンズ |
手ぶれ補正 | なし |
映像品質 | 1080P[24/30FPS]/ 720P[24/30FPS] |
内蔵マイク | XYステレオ方式 |
外部マイク | 対応:ステレオ(3.5mmステレオミニジャック) |
防水機能 | なし |
アクションカメラに高音質なマイクを載せたような製品です。搭載マイクは「XYステレオ方式」という「左右のステレオ感と奥行き感を両立したマイク」となっています。次に紹介する「iPhoneなど向けマイクZOOM iQ7」の「MSステレオ方式」と比較して左右のステレオ感が強く、メリハリのある音を録音できます。環境音の録音や、コンサートでの録音などに最適で、臨場感のある録音が可能です。また、ハイレゾ録音にも対応しています。
カメラとしてはスマホに負ける画質ではありますが、「悪い画質」というわけでもありません。しかし、「60fps」での録画には対応しておらず最大「30FPS」になります。
カメラは本体で撮影に使う以外にもUSBでPCに接続してWEBカメラとしても使用できます。なので、演奏系配信者などは、いい音といい映像(少なくとも普通のWEBカメラよりは高画質)を配信することができます。無論、会議などの中継に使用することもできます。
また、別マイク用にステレオミニジャックを搭載しているので、その他ビデオカメラなどに使用される外部マイクなどを接続することもできます。
ZOOM ズーム MSステレオマイクロフォン iPhone/iPad 用 iQ7
品名 | ZOOM ズーム iQ7 |
マイク | MSステレオ方式 |
対応端末 | Lightningコネクターを採用したiOS端末 |
アプリ | 標準カメラアプリのほか専用アプリ「Handy Recorder」にて詳細設定可能 |
防水機能 | なし |
iPhoneなど、Lightningコネクターを搭載しているデバイス全般で使用できます。使い方は簡単で、ただ、端末に装着して、録音・録画するだけです。Apple純正アプリでの撮影でもこのマイクは対応していて、使い慣れたアプリでの撮影の音質を飛躍的に上げることができます。搭載されているマイクは「MSステレオ方式」で、このマイクの特徴として「リアルな奥行き感とステレオ感」があります。複数のマイクを内蔵し、そのマイクそれぞれで違う方向の音を捉え、撮影環境のリアルな音を記録することができます。
iQ7にはモニター用のヘッドホン端子があるので、どの様に撮れているかを確認しながら録音・録画が可能です。マイクゲイン(音量・マイク感度)の調整をしやすいので、音が小さすぎてしまったり、逆に大きずぎて音割れしてしまったりすることを未然に回避できます。
一般的に、アクションカムのカメラは暗所に弱く、ノイズ(映像)が入りやすいため、高画質で録画できる「iPhone・iPad」で綺麗な録音もできれば、アクションカメラよりも質の高い映像&音声作品を作ることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。アクションカメラはいろんなシーンで活躍できるからこそ、時には「音」を重視するシーンでも使用したいですよね。
外部マイク対応アクションカメラと言っても外部マイク端子の規格の違いや、ステレオ対応なのかモノラルのみなのかなど、見落としがちなポイントがあります。今回はシッカリと接続端子の種類やステレオなのか否かを説明させていただきました。ご自身の予算と、実現したい録音とを照らし合わせ、納得の行くカメラ選びをしていただければと思います。
この記事が何かしらの参考になれば幸いです。最後までご覧頂きありがとうございました。
コメント
マイクなどの外部機器のリンクを貼りつけてみえるようですが
VCE 2.5mm オス- 3.5mm メス オーディオ変換ケーブル
のリンクへ跳べるようになっていますが
amazonの注意書きを見てみると マイク入力なしとなっていますが問題ないですか?
当方もモトブログを始めようと今機器をそろえて知識をつけているのですが
イヤホンは出力
マイクは入力なので変換ケーブルはおそらく使用出来ないかと・・・
>>>uーkeys様
コメントありがとうございます。
アマゾンの注意書きは、恐らく誤解防止の為でケーブルにはマイクは内蔵していないこと。それと、スマホの4極プラグのマイク機能には対応しないという意味かと思われます。
「イヤホンは出力 マイクは入力なので変換ケーブルはおそらく使用出来ないかと・・・」とのことですが、問題なく使用できますよ。
一方通行になるようなものではないですし、ケーブルには抵抗なども入っていないので、基本的にはマイク直刺しと同じ感覚で運用できますよ。
ご希望のお答えになれていれば幸いです。