[ターボで130w]優秀すぎる白光の半田ゴテ[プリント基板から大型部品まで!!]

使いやすすぎる!!!白光のはんだごて「プレスト」のレビュー

電子工作や車やバイクのDIYでも大活躍なはんだゴテ。この度、今まで長らく愛用していた謎のはんだごてが使い物にならなくなってしまいましたの、この白光(HAKKO)の「プレスト」を購入してみました。

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日本製!!白光「プレスト」

それではまずは今回購入したこの半田ゴテ「プレスト」のスペックと特徴をご紹介します。

スペック

◯消費電力:通常20w(プッチュスイッチオンで130w)

◯ヒーター:セラミックヒーター

◯コテ先:鋭め(BI型)で細かい作業に最適※交換可能

◯キャップ付き

◯日本製!MADE IN JAPAN

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とスペックはこんな感じです。このプレストの特徴としてはこのプッシュスイッチでのターボにあります。通常は20wと控えめではありますが小さなLEDやプリント基板などでの細かい作業ではちょうどいいパワーです。しかし、電源の大きなコネクターやコイル、ヒューズなど大きな部品をはんだ付けする際には力不足です。そんな力不足を感じたときはこのプレストに搭載されたターボスイッチを押すことで「130w」で加熱することができます。130wもあればコテ先は相当な熱量を稼げるため、大きな部品もはんだ付けすることができます。

プレストではありませんが似た機能として「温度調節機能」があるかと思います。部品の特性や半田の融解温度などを見極めて温度を調節し、無駄に部品を加熱しないという事が可能です。正直「温度調節機能」の方が機能的には優れていると思いますし、全ては腕前に影響されますが、正確なはんだ付けには温度調節機能は最適であると思います。しかし、素人や電子工作、並びにDIYの初心者には適切な温度を知ることは非常に困難で、調節を誤る、あるいは怠る可能性があります。なので温度調節機能は生かして価値のある機能であり初心者にうってつけの機能ではありません。

そして今回の「プレスト」ですが、温度調節機能の代わりに「ターボ機能」があります。そしてこのターボ機能が非常に優秀でした。基本は20wで運用しますが、パワー不足なシーンではターボを掛けることができます。この際、立ち上がりが非常に早く、半田を高速かつ溶け出した瞬間にボタンから指を離し20w運転に戻ることができます。そうすることで無用な熱を部品に与えることなくはんだ付けが可能です。「あ、溶けた!」と初心者にもわかりやすく、その場でボタンを離し、融解状態を維持、すかさずはんだ付けを行い、半田ゴテを部品から離す、、、と非常にスムーズにはんだ付けを行えます。

要するに「ボタンを押したときだけ強モードになるので、どんな部品、どんな半田でも比較的安心して満足なはんだ付けが行える。」ということです。

以前の半田ゴテと比較してみる!良い点・悪い点

では一般的なニクロムヒーターの30w半田ゴテと「プレスト」を比較して良い点悪い点をお伝えします。

まずは良い点からです。

◯立ち上がりが早い・・・セラミックヒーター&スイッチオンで急速加熱

◯感覚でアナログ的な温度調節が可能・・・スイッチオンで自由自在

◯キャップ付き、しかも安価!

です。サーモスタット等による温度調節機能はありませんが、スイッチを押している時間でなんとなくの発熱量を読み取れます。当然慣れは必要ですがある意味温度調節を考慮しない様に使えて楽です。それからセラミックヒーターで熱変換効率も高く、20wでもパワフルでした。以前のニクロムヒーター半田ゴテが消耗しているのもあるかと思いますが非常に快適なはんだ付けができてそれだけで買い換える価値があったものです。

付属するコテ先はBI型という比較的先端の尖った物が付いています。細かい作業に最適とされるこのコテ先ですが、大抵のことはこなせると思います。基本的にコテ先を悩んでいる方はそこまで明確な目的がないのだと思います。なのでこちらのコテ先であれば万能にこなせませので安心できるかと思います。どちらにしてもコテ先は消耗品なのでひとまず付属のもので何かしらの電子工作に挑戦してみるのが良いと思います。他にもB型という少し先端に丸みを帯びた「オールラウンドタイプ」がありますがこちらに劣らず付属のBI型も普通にオールラインダーですので特に考えなくても大丈夫です。

それから千円台で購入できて非常に安価なところも嬉しいですね。日本製の半田ゴテで最安クラスの商品が千円弱くらいなので大きな価格差をなくしてセラミックヒータータイプでスイッチでターボ機能まで付いているのでコスパはかなり高いと思います。日本製の温度調節機能付きの良いものは5千円とか普通にしますからね、、、、

そして悪い点に関してです。

、、、が、あまり思いつきませんでした。快適そのものです。以前の半田ゴテより熱量が上がっているので持ち手を同じところにしてしまうと「熱~♪」となてしまうことがある、、、そのくらいでした。

安価で優秀な「プレスト」どんな人にオススメなのか。

どんな人におすすめできるのかというと、、、すべての人です!!!

強いて言えば「コレ1本でなんでもはんだ付けしたい!!!」という方にオススメで、直感的なので初心者の方にも強くおすすめできます。これからいろいろな電子工作やはんだ付けを行うDIYに挑戦される方はとりあえずコレを買っておけば困ることはそうは起こらないと思います。

800円くらいの半田ゴテを買うなら少し頑張ってこの「プレスト」を購入するほうが幸せになれるのではと思います。そのくらい使いやすくて便利でした。

最後に、、、

いかがでしたでしょうか。今回は本当にいい買い物をしました。こんなに安くて日本製。性能もかなりのもので、、、万能すぎる、、、、

一応この記事は既にこの半田ゴテを使用してみてから書いています。いくつかのはんだ付け作業をしましたのでその際に作ったものなども今後記事にしていきたいと思います。

この記事が半田ゴテ選びの参考になれば幸いです。最後までご覧頂きありがとうございました。

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追記:こちらの半田ゴテを使って「バイノーラルマイク」を作りました。

ASMR、音フェチ動画などにも使用できる「バイノーラルマイク」を自作しました。作り方などをご説明します。材料費は100円程度です。半田ゴテがあれば簡単に作れるので挑戦してみてはいかがでしょうか。

結構小さい部品で、そして熱に弱い部品でもある「マイク」を簡単にはんだ付けする事ができました!

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