【事前確認を怠るべからず。】自分でブレーキシューを交換!しようと思ったけれどできなかったのでその戒めとして執筆した記事。
原付バイクのブレーキシューを自分で交換しようと思いました。しかし、結果として交換できなかったので、その理由についてご紹介です。
結論を言ってしまうと、ボルトが硬すぎて外れなかったわけです。硬くて自分では外せないことを予め知っていれば、無駄な出費を抑えられたし、それこそ無駄な労力もなかったはず。
ということで、何事も事前確認は重要だということを身を持って味わいましたので、一連の流れを記してゆきます。
まあ、全然深刻な話ではないので大丈夫です。
リアブレーキの効きが悪い・・・交換しなくては!
私が乗っている原付バイク。ホンダ ベンリィ 50ですが。少し前からリアブレーキの効きが非常に悪く、交換しなくてはならないと考えていました。そこで私はこのブログをやっていることもあり、自分で交換することにしたわけです。
必要な物を購入(過ち)
原付スクーターの。リアブレーキシューを交換するには何が必要なのか。モデルにもよると思いますが。一般的に原付スクーターの場合、リアタイヤを外すにはその前にマフラーを取り外す必要があります。その上で必要な物をこちらに並べてみました。
ブレーキシューとマフラーガスケットです。
ブレーキシューについてはいうまでもなく、これを交換することが主な目的です。
それに加えてマフラーを外すということで、マフラーの再装着に必要となるガスケットも購入しました。
(もちろん両方とも無駄になりますが・・・。)
ブレーキについては後のために、ブレーキ鳴き防止にと、角をヤスリで慣らしました。(はぁ・・・)
コレでよし!(使わないけれどね。)
作業開始(徒労・・・無駄な骨折り作業)
作業開始。
まずは水冷クーラントのリザーバータンクのカバーを外します。
マフラーの固定ボルトを外します。
排気ポートの方も同様。
マフラーが外れました。これでタイヤを外すことができます。
リアブレーキを締め込んで・・・
・・・ぐぬぬ。センターナットが硬すぎてびくともしない・・・ロングハンドルを取り付けてもだめ・・・。タイヤの空回り対策はスポークの間に長いメガネレンチを差し込んで回転しないように固定すればOK。そして全力を投入すると工具側が曲がってしまう。
工具を何個か壊しつつも頑張りましたが緩みませんでした。
後日も、工具を買い直し、今度はラスペネを流し込みつつ挑戦。→だめ。
その後もラスペネ放置、ラスペネ放置の繰り返しの後、挑戦。→だめ。
・・・と何度も何度も試しましたが緩んではくれませんでした。
恐らく前のオーナーかバイク屋さんがオーバートルクで締め付け、時間経過で錆びも含め固着。極めて外れにくい状態に陥ったと思われます。
残念ですが、私にはこれ以上のことが試せないので諦めることにしました。
これまでに必要なものの用意やだめになったソケット、グラグラになったロングスピンナーハンドル(工具)・・・そして労力。全て無になりました。めでたしじゃない、めでたしじゃない。
固着。固くて外せない。ハンドツールではどうにもならないこともある。面倒でも事前確認をしたいと思った。
面倒でも、繰り返しになってしまっても、大きなボルトなどがあるのなら、予め緩むか確認しておくと良いと思いました。ブレーキシューの交換であればプロに頼んでも安価なので、いっそのこと最初からバイク屋さんにお願いしてしまうのもありでしょう。
私としては今回は試行錯誤をして、試行錯誤の内容には意味があったと思いますが、結局はバイク屋に・・・・と、時間やお金、支払ったものが多かったので、今後は今回のことを教訓にしたいと思いました。