[200円]省エネ「4w」で40w相当!!ダイソーのLED電球
今回はデスクライトとしてメインに使用しているテーブルランプの電球交換として、ダイソーのLED電球を購入してみました。これまでは蛍光灯タイプの電球を使用していました。なので今回は蛍光灯タイプと白熱球、そして今回購入したLED電球を比較しながらご紹介いたします。
目次
購入したもの「LEDミニ電球(砲弾型:昼白色)E17」
ダイソーにて税別200円で購入しました。スペック・詳細は、、、
口金・ソケット:E17
発光色:昼白色相当
消費電力:4.0w
明るさ:440ルーメン
消費効率:110.0ルーメン/ワット
定格寿命:40000時間
サイズ:全長75ミリ、外形35ミリ
質量:40グラム
です。調光などには対応していません。
LEDなので蛍光灯(8,000時間程度)の寿命に比べ40,000時間と5倍の寿命があります。また蛍光灯と比較した場合でも消費電力は半分強程度なので長時間点灯させる箇所での使用に最適です。
口金、取り付け経はE17なので、テーブルランプ、デスクライト、廊下の照明などに適しているサイズです。
LED電球、電球型蛍光灯、白熱電球の比較
それでは、LED電球、電球型蛍光灯、白熱電球のスペックと光り方を見ていきます。すべてが同じ色ではなく、今回は白熱電球のみクリア(電球色)でほかは昼白色という感じになっています。基本的に当記事では200円のダイソーLED電球の光り方がどんなものなのかを確認するための参考程度の比較になります。
スペックの比較
それではスペックを比較してみましょう。口金はE17ですべて40w相当になる電球です。
LED | 蛍光灯 | 白熱球 | |
商品名 | ダイソーLEDミニ電球 | NEC コスモボール | ミニクリプトン電球 KR110V36WCA |
消費電力 | 4w | 7w | 36w |
寿命 | 40,000時間 | 8,000時間 | 2,000時間 |
明るさ | 440ルーメン | 420ルーメン | 190ルーメン |
価格帯 | 200円~ | 500円~ | 100円~ |
と、こんな感じが主なスペックになるかと思います。もちろん上記以外にも重さやサイズ、照らせる範囲などなど異なる点はありますが、、、それらは使用環境によって左右されるので今回はスペックとしての比較から除外します。上記の製品は40w相当の電球の参考スペックにもなるでしょう。
一応上記の比較表を見て、すぐに分かるところは、まず、LEDは消費電力が一番低く、そして一番明るいということです。つまり、LEDは電気エネルギーを光エネルギーに変換する効率が一番高い。ということです。それから先に話した通り、寿命に関しても一番に長く、加えてスペックには書いていませんが最も発熱が少ないです。それから、価格に関してもLEDは比較的安価になっています。一見新しいテクノロジーで、「新しいもの=高い」みたいに予測してしまいますが、実は蛍光灯のほうが電子点灯管や安定器などの蛍光灯の点灯に必要な機械が電球内に入っていたりして製品としての原価は案外LED電球よりも高かったりしますよね。ただし、国内製品に限るとやはりまだLEDのほうが高価です。
LEDに置いては現状既に白熱球と比較しても省エネ効果と生産コストを比較してもちゃんと環境に優しくなっているのでその点安心です。また、電気代的にも回収はできる(できない場合もある)ので消費者としてもぜひ取り入れていきたいですね。
光具合の比較
それでは光具合を見ていきます。上の画像にまとめてみました。使用しているのは先程スペック比較をして製品です。LEDは当然ダイソーの200円LEDミニ電球(昼白色)です。
部屋の状態は画像のテーブルランプの他に蛍光灯の間接照明を付けている状態で薄っすらと明るい、けれどシーリングを点灯させたような明るさはない。といったような感じの環境で比較しています。
まず先程スペック比較で見た通り、圧倒的に白熱電球が暗いです。写真はISO感度やシャッタースピードのオートモードだったので全体の明るさ自体が少し違っていてまともな比較にな貼りませんが、兎にも角にも白熱電球は比較的暗かったです。
それから、LEDと蛍光灯の明るさはほとんど同じでした。スペック上でも20ルーメンと5%しか差はありません。20ルーメン(5%)程度では体感差に大きな違いが無いことがわかりました。
そして、光の強さではなく、光の広がり方を見てみます。白熱電球はシェードの中央で光、光がシェードの内側から全体に広がっていることが見て取れます。対してLEDと蛍光灯はシェード中央で光っているものの、光はシェード上方に向かっていて、下の方へはあまり光が向いていな感じがします。
光が上の方へ集中してしまうことはこの形状としてしょうがないことです。もちろん使用シーンによっては致命的な問題ではあります。当方の場合シェード付きのテーブルランプをデスクライトとして手元を照らすために使用しています。手元を照らす場合光が上へ行ってしまうことは致命的でした。しかし、光が強いため、真横あたりの光が下の方へシェード内を反射して漏れ出したり、白い天井に反射したり、意外にも致命的に思えた点は問題に感じなくなりました。
シャードランプなど、電球を上向きに取り付け下を照らしたい場合は以下のような広範囲を照らせるLEDを選ぶなどをするほうが良いです。電球型蛍光灯も同じくなので使用シーンを想定した電球選びが重要です。
また、天井に取り付ける照明であってもリフレクターを使用している製品の場合も同様で広範囲に光の広がる電球でないと交換後にはずいぶんと違った雰囲気になってしまうことがあるので注意が必要です。
それでは比較に関してはこのくらいでお終いです。
ダイソーのLEDミニ電球を使った感想。
それではこのダイソーのLED電球をしばらく使用してみた感想をまとめていきます。
まずは良かった点です。良かった点としては「静か」ということです。もちろん省エネであるとか明るいとかそういった基本性のの良さも当然良い点だったのですが、体感としたはわかりませんよね。そして、「音」は体感できるので違いとして大いに感じ取りました。そもそも、電球というのは無音ですよね。普通に考えれば無音なのですが、蛍光灯電球などは無音ではありません。個体差も考えられるので明言はできませんが、基本的にコンデンサやコイルなどを使用しているため蛍光灯電球はノイズを発しています。そのノイズは聞こえない波だけしか出ないものもあれば「チリチリ」「ジー」と音として聞こえるものもああります。また、寿命が近くなるとチラツキと共にその音も大きくなっていきます。ノイズは蛍光灯の欠点です。私が使用していた電球型蛍光灯も若干のノイズを発しておりうっとおしく感じていました。そこでこちらのLED電球に交換をすると「シーン」と無音になりスッキリとしました。これがこのLED電球にして最も良かった点です。まあ、頭を寄せて耳を澄ますと「チー~」と微かにノイズが聞こえはするのですが、、、、
それからイマイチだった点ですが。イマイチな点はやはり光の広がり方です。電球と比較して光は強いはずなのに手元は明らかに暗かったです。光がよく広がるLED電球を購入しようとする場合、千円以上と少し高価なのでためらいが出てしまいます。200円のダイソーLED電球は色(昼白色)も白すぎず黄色すぎずいい感じの白で光も強い、、、広がり方以外に不満点がありません。それに、千円以上の価格帯であればLEDのデスクライトそのものを購入できそうな気もします。
なので先程ご紹介したLEDl電球はインテリアにこだわりたい方、お気に入りのランプを省エネに年中運用したい方などにはおすすめですが、当てはまらない方には微妙かもしれません。
、、、と少し話がそれてしまいましたが、この「200円LEDミニランプ(昼白色)」には不満点はほとんど無く、大変満足しています。
まとめ
LED電球はなんと言ってもその省エネ性能と長寿命が素晴らしのですが、ワタシ的にはやはり「静かさ」「ノイズの少なさ」が非常に良い点でした。デスクライトなど、比較的顔に近いものは静かな方が疲れにくくておすすめです。なので今、電球型蛍光灯で「ジー」という音がしているなら試しに200円のダイソーLED電球を購入して試してみるのもいいと思いました。不意に電球切れを起こした際にも安心なので早めに入手しておくのも悪くありませんよ。
それから、私にとっての家庭用LED電球はこれが初めてになります。もしかしたら1000円くらいのLED電球であればもっと良いのかもなんて考えたりします。ものによっては(殆ど中国製品ですが)Bluetoothで調光できるモノや色まで変えられるもの、スマートスピーカーとリンクして音声操作ができるモノ、Bluetoothで無線のスピーカーになるモノなどいろいろな「LED電球」がありますので中々奥が深く、何か気になるものがあったら試してみたいと思います。
コメント
ミニクリプトン電球が切れたので検索してたどり着き、ダイソーのLED球について楽しく読ませていただきました。
さて、ひとつ太陽光発電についての記述が気になりました。太陽光パネルの製造で消費する二酸化炭素は、約2〜3年で回収になります。製品の寿命の約10分の1の期間です。エネルギーペイバックタイム(EPT)とかエネルギー収支比(EPR)で検索すると色々出てくると思います。
>>>キンタロズ様
ご指摘いただき、ありがとうございます。該当部分は修正いたしました。EPT、EPR、、、調べてみようと思いますね。改めて、コメント頂きありありがとうございました。