エチケットカッターを買ったら不良品だった話。
少し前に「PHILIPS series1000 Nosetrimmer NT1140/15」をAmazonにて購入しました。しかしそれはいわゆる初期不良で、使用できない製品でした。
かなり久しぶりの不良品の購入で、それに、製品の構造が簡単だったためどの様な欠損があるのかわかりやすかったので今回は「どんな欠損があったのか。」を報告してみようと思います。
現在、交換品を使用し製品の性能には満足していて便利に使えているので、当記事は製品の弱点を公言するものではなく、あくまでも今後なにかの役に立つかもしれないという後学の為の情報になります。
電池を入れても動かなかった。
最初にエネループを入れてみましたが動きませんでした。もしかしたら充電池は電圧が1.2vなので通常の1.5v電池よりも弱いから動かないのか?と思いました。なのでアルカリ電池など複数メーカーの電池を試しましたが動きませんでした。
それから通常分解でばらせるところのトリマー部分を取り外しました。
もしかしたら、トリマーのグリスが硬すぎるのかも。と考えました。画像左の金色の部分がモーターと直結している(と思われる)のですが、それ自体が回っていないので「電気が来ていないんだな。」と思いました。
そして電池を入れるところを外します。
外しました。、、、そして中を見ると、、、
んーーー、、、なんか怪しいですね。折れてます。でももしかしたら、これはバネのような、電池の接点のような、そんな役割なのかもしれない、、、、これが原因なのかもしれないけれど、私には確信がなかったのいじるのはやめようと思いました。
そして私は「これは不良品なのかもしれない、、、、」と疑うのをやめて、「不良品に違いない。」と決めつけに掛かりました。
購入した店舗へ連絡。
今回はAmazon.co.jpでの購入でしたのでAmazonカスタマーサービスへ連絡し、交換のリクエストを行います。
基本的に商品到着後30日間以内であれば返品、或いは交換を行うことができます。
本当は最初にメーカーへ連絡するべきなのかもしれませんが、Amazonの便利さに頼ってしまい初めにAmazonへ連絡しました。
そして届いた交換品。
不良品の交換に関しては、Amazonの迅速な対応で購入から交換品の到着に至るまで1日遅れで製品が手元に届きました。非常にスムーズで好感を持ちました、、、、、
そして届いた製品が動くかの確認をしつつ、不良品と比較し、どこがオカシイのか見てみます。
不良品と完動品の比較。
左が不良品で、右が正常動作の製品です。パット見て違いがありますよね。
そうです。電池ケースの蓋、本体の継ぎ目、丸やら三角のマークが有るところの隙間がが不良品は比較して広いのです。
予想していた「電源が来ていない。」というのが的中した瞬間でした。
これ(上の画像)は電池ケースの内部を覗いた図になります。左が不良品で、右が完動品です。明らかに違いますね。比較すると、底面金属板から伸びる薄い金属が、不良品が折れ曲がっているのに対し、完動品はスラリと真っ直ぐ伸びています。
恐らくこれは電極になっていて。この伸びてきている部分が接点となり、スイッチの役割を果たしている。そんな仕組みになっているのでしょう。
スイッチが壊れていればそれは確かに電気が来ないわけですね。納得です。
やはりと言うか、予想がある程度的中したので少しうれしかったです。ただ、こんなにも違っていて、初見で発見できなかったのは残念です。本当は原因を突き止め、交換するまでもなく自分で直して使いたかったのですが、、、
完動品は当たり前ですがこのようにバッチリモーターも回転し、また、エネループでも使用できました。
これで原因も分かりましたし、交換品も問題なく使用できているので一件落着です。
今思えば動かない時点で不良品確定だった(笑)
「うー、、、動かない、、、どうして、、どこが悪いのかな、、」と真っ先に考えていましたが、本当はそんなことを考える必要はありません。
普通にマニュアルを読んでそのとおりにして動かなければ製品に問題があることは確実と考えていいからです。
最後に、、、Amazonの素早さには驚いた。
今回の場合ですが、不良品が到着し、その日の昼頃に連絡しました。そして、その翌日に交換品が到着。なんと1日で届きました。2,3日は待つかと思いましたが、恐らく速達でしょうか、翌日に来たので正直そのスピードには驚きました。また、通販ならではなのかもしれませんが、家から一歩も出ること無く交換が完了できたのはズボラな私にとって最高でした。Amazonでの購入で初期不良に遭遇したのは初めてだったので知りませんでしたが、交換の場合は返品後再注文ではなく先に交換品が送られるようです。なので、不良品による交換など「交換」の場合は、交換品が真っ先に発送され、不良品自体の返品は後回しにできるので、完動品が早く欲しいなどと、返品を急ぐ必要もありませんでした。そういった点もスムーズさに貢献していてユーザーとして嬉しく感じました。